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FUNKASTIC - 2004年04月07日(水)
頭ん中簡単なパターンばっか巡り巡るつながるループ
さて何を書こう。 ミスチルの新譜についてでも書こうか。
「シフクノオト」 そう名づけられたこの一枚の円盤は、想像していたとおり、いや、それ以上に僕の心に突き刺さった。会社の昼休みに予約していた店に走り、急いで帰ってきて、昼休み一杯かけて聞いた。歌詞カードを見ながら。口ずさみながら。CDの中のMr.Childrenは、時には明るく、時には沈み込むようなそんないろいろな表情を見せてくれた。僕はそれを受け止め、自分を重ね合わせるようにして音の水に溺れていく。不思議と苦しくはない。ふと、日本中で何百人、何千人、何万人、もしかしたら何十万人が同じ音を聞いてるんだ、と思った。何故だか嬉しくなった。
桜井さんのインタビューを読んでまた頷いた。 「幸福になることよりも至福であることの方が謙虚だったり、諦めがあったりすると思うんですよ。それは至ってるから。幸福になりたいと思っているうちはいつまでも幸福じゃないし、そもそも幸福が自分の外にあるものだと思ってるコト自体が欲深い感じがするじゃないですか。でも至福は至っているわけで。自分は幸せだと思えること自体がかけがえのないことなんじゃないかって。この作品の中で言ってるのはきっとそういうことだろうなと。たまたま僕らにはいいアクシデントが何個かあって、今音楽をやれてること、健康に生活できることを至福だと思えているわけで、その気持ちを大切にしていきたいですね」
僕は幸せなんだろうな。 こうやって好きな音楽を聴いて好きな映画を見て、好きな人たちと好きなことをする時間があって。
うん。
シフクだよ。
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