■2007年05月25日(金) 冷えない頭のままに
たまたまつけたテレビのワイドショーで、山口県光市母子殺害事件の差し戻し控訴審について報道されていた。申し訳ないけれど、私は今までこの事件の裁判には特別な関心をもっていなかった。 被害者遺族の本村さんは、 「怒りを通り越して失笑してしまった」 とおっしゃっていたが、あまりにもひどい弁護団の主張に、私は怒りに体が震えそうだった。 亡くなった被害者母子を侮辱しているだけでなく、加害者の母のことさえ冒涜しているあの主張は許せない。 頭が冷えないまま書き続けると、とんでもないことを書いてしまいそうなので、詳しくは書かないけれど、1つだけ決意したことがある。
私は今まで、死刑制度には賛成でも反対でもなかった。賛成したり反対したりできるだけの知識も思想ももっていなかったから。だが、もし、万が一、弁護団のあのふざけた言い分が通って、加害者が最高刑にならないなんてことになったら――
死刑廃止には断固、反対します。
簡潔にその理由を書くなら、加害者が真に反省できない人間だった時、死刑がなかったら誰一人(加害者すらも)救われないから。
2005年05月25日(水) 忘れてた
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