ファゴ吹きの日記
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2006年03月25日(土) 最後の定演

さて、顧問としての最後の定演を迎えました。
過去4回、この子達とおんなじ舞台にのり、最後を迎えるというのは、想像以上に感慨深い者がありました。


本番そのものは、ポップスステージで、私が照明を間違えたり、いろいろとハプニングがありました。      

しかし総じて良い演奏会になったと思います。
お客様にも好評でしたし。


この演奏会では、アンコールの前に、3年生に花束を渡すという企画がありました。
本当はこの手のことは内輪受けになるので、私は反対だったのですが、2年生たちはどうしても花束を渡したいと粘った結果でした。

実のところ、今の3年生は、あまり先輩としては良い先輩ではありませんでした。それは本人自身も自覚していることです。そして実際下級生と仲がよかった訳でもありません。

けれども2年生は、顧問が替わって、自分たちがやりたかったこともやれず、いろいろとぶつかったりしたのに、最後まで一緒にやり遂げてくれた先輩たちにせめて花束ぐらいは贈りたい、との粘り勝ちでした。


結果的に、3年生に内密で練習を繰り返し、本番でのびっくり企画だったので、3年生たちは大感激で、号泣。

その感激はそのまま観客にも伝わったようで、好評でした。


まぁ、来年は同じ手は使えませんけれど。。。



そんなこんなでとても良い演奏会だったのですが、私が感激することがもう一つ。

それはOB・OGの存在でした。

実はもう一つの音楽系クラブの合唱部が、新顧問とOBとの間でうまくいってません。まあそれは顧問が替わる、ということの宿命なのかなとも思うのですが、うちのOBたちは、とても自然に若と接してくれたのでした。
だから若も気持ちよく定演を迎えることが出来たようで。。。


最後にはOBたちから若と私に花束までくれました。

こうやって新しい顧問を、新しい仲間として迎え入れてくれたOBたちには感激だし、感謝しています。

                                  たくさんの宝物と出会わせてくれたこのクラブに感謝したいと思います。                                                                                                                                                                                                              


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