きまぐれがき
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2004年08月11日(水) 敵の敵を評価?

8月11日付けの朝日新聞の夕刊に面白い記事をみつけた。
サッカーのアジアカップでのマナーについて抗議した日本に、
ホスト国である中国の北京市公安局が謝罪したことに対して
「日本の外交攻勢は効果があった」と朝鮮日報は伝え、韓国
内では日本外交を評価しているというのだ。

それというのも今韓国では、中国が高句麗を自国史に組み入れ
て、朝鮮半島の歴史から抹殺しようとしていることに(驚いた〜)、
中国への反感をつのらせているのと、一方ワールドカップを共催
した日本に親近感を持ちはじめていたところ、日本でのヨンさま
人気なども手伝って、対日感情に落ち着きがみられてきたという
下地があるかららしい。

高句麗の問題では、日本を見習って中国政府に対して強い態度
に出るべきだと、このアジアカップでの日本の外交力を評価され
てもどうなのでしょう?

今北京では、日本人拉致事件をめぐる日朝両国政府の実務者
協議が開かれている真っ最中で、斎木審議官を信頼してはいて
も漏れ伝わってくるのは明るいものではないらしいと、過去をみて
もわかるように日本の腰抜け外交にどうして期待などできましょう
かというものばかり。

自国の外交力には、歯痒い思いが先にたってしまうけれど、
それでも韓国からみると、敵の敵は友達ということには。。。
。。。。。。ならない?



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