きまぐれがき
目次pastwill


2004年11月01日(月) 「クロワッサン」を選んでみると

カラーの仕上がりを待っ間、岡田准一に似ているので我が家ではひそかに
岡田君と呼んでいる美容師が持ってきてくれた雑誌は「25ans」「家庭画報」
「女性セブン」「クロワッサン」だった。
鏡の前にものを置くようなほんの小さな棚もないので、「25ans」「家庭画報」
などを手に取ったとしたら、重たくって指が骨折しそうだ。
「女性セブン」の表紙は韓国の俳優らしかったので、きっと日本の芸能界
ドロドロのスキャンダル記事はなさそうだ。なんだ面白くないので「クロワッ
サン」を選ぶしかなかった。

「うんん、眠るから雑誌はいいの」なんて、岡田君に言えない。

カラーを入れてもらっている時に、岡田君から「一本一本の毛が太いですね」
なんてことを言われて、それも未だかつてそんなことを言われたことがなか
ったので、私は返事に窮してただ曖昧に笑ってみたが、恥ずかしかった。
この辺りから、口数少なくおとなしくなってしまったんだ・・私。

「クロワッサン」をパラパラしていると、池内紀氏が須賀敦子について書いて
いる頁を見つけた。
「アツコの冒険」と題して、須賀さんの人生においての冒険と呼べる体験をい
くつかあげている。 「エマウスの家」について触れているのが嬉しい。


ギブリ |HomePage