きまぐれがき
目次pastwill


2004年11月07日(日) はい、トートよりも指揮者を観てまいりました

トートと共に日本列島を南下したり北上したりで、気圧みたいになって
いる横浜のSちゃんが用意してくれた「エリザベート」のチケットは、す
べて内野聖陽トートだった。

本日のお席は中央の最前列。
ついこの間、福岡でご主人と「エリザベート」を観て横浜に戻ったばか
りのSちゃんが、今度は大阪にやって来たので久しぶりに一緒の観劇
なのだ。
噂の指揮者のど派手棒振りもたっぷり観せてもらって、というよりかオ
ケボックスから頭だけ突き出ている指揮者の熱演しすぎに、視線が釘
付けとなってしまいそうで困った。
毎回、心の中で「待ってましたぁ!御両人!」と叫んでいるトートとルド
ルフの掛け合いの場面なんざあ、この指揮者、指揮棒を持っていない
左手を天上に高く掲げ、顔はといえば上手上方にあご向き、歌の盛り
上がりをとらえて、ここぞとばかりに「がわわわわぁ〜〜〜〜」と歌うの
だからたまらない。目立ちすぎてしまうのだ。

糸をひきそうなほどのねちっこさでなめるように歌う内野の歌に「キャー!
やめて!その目!その目!(ハート)」と悶絶しているらしい、Sちゃん
のムンムンとした熱気が隣の席から伝わってくるので、私の身体から
も湯気が立ち昇ってきそうだった。

新幹線の時間までを何時ものようにナイト&ディでお茶した後、Sちゃん
は大阪駅へ。私は甥のオネダリお洋服を買いにHEP FIVEのTOMMY
HILFIGERへ。
HEP FIVEの周辺は、もうまったくガキ...いやいや若者ばかりで、オバサン
なんて一人も歩いていやしない。ああまたもや私だけ人波に乗って歩くこ
とが出来きず、ぶつかったりはじかれたりしてヨロヨロの体たらくだった。



ギブリ |HomePage