きまぐれがき
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ブログの6/6に書いたサーシャの尋常ではない様子のその後。 あれから新たに血液の検査をして、ついにニトログリセリンを 持たされてしまった。
発作が起きた時には、陰茎と包皮の間にニトロを入れて溶ける までまてと、獣医が簡単におっしゃるのでさりげなく訊いてい たけど、そんなことできるかなぁ。 なんだか動揺してしまって、あれから私の心臓も重苦しい。 常に胸に手をやって心臓をおさえている。 私のほうがこのニトロを飲みたい。
母のところに往診にみえたドクターに、そのことを話すと 「気のせいでしょ」。。。って、心臓がおかしいと訴えている者に、 医者とは思えん言いぐさだ。 このドクターは私が某医大に入院していた時には、内科の研修 医でいらして、あちこちの入院患者とバカ話をしては大声で笑っ てばかりいた明るい人だけど、診たては超神経質なはずなのに。
「犬のニトロ、見せてもらっていい?」というので、ついでにサー シャの検査報告書もお見せする。 うちの犬の一つ一つの数値に「ほぉ〜」となぜか感嘆の声をあげ ながら見入って、ニトロを持たされることになった問題の数値の ところでは「でもあれだなぁ〜血液検査だけでニトロっていうのも あれだなぁ〜」。 「発作って、どんな様子でした?」と訊かれた時には、あの夜の サーシャが四足で立っていられなくてバタッバタッと倒れた様子 を克明に演じてみせた。 「それは心臓の発作かなぁ」と、獣医と対立するようなことをおっ しゃるのだ。
私はこの犬の親族のようなもんだ。そんなことを言われたら不安 になるではないか。。。 そうじゃなくても、いまひとつ獣医を信頼しきれてないのだから。
そんなこんなで、私の心臓はいまも重苦しいし、サーシャの様子 は目が離せないし、二日続いた熱帯夜にもぐったりなのであります。
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