GRATEFUL DAYS
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好きですっていっぱい言えてよかった。 ちゃんと聴いてくれて嬉しかった。 駄目なのわかってた。 嬉しいって言ってくれて嬉しかった。 まだ手の感触覚えてる。 痩せて血管だらけの手。 男の人の手だった。 ちゃんと素面で言いたかった。 まだまだどうしようもなく好きだけど、だんだん私の中で彼を偶像化してるんでないかと思って怖い。 すごくすごく怖かった。 勇気があるんだって言ってくれて嬉しかった。 ○○しなさいって誰かに言われると彼みたいでしんどい。 また役者と演出として彼と付き合えるのは、ちょっと嬉しい。 でも私じゃ駄目なんかなあって、まだ思ってる。 彼が好きでした、って何回も口に出してみる。 時間が経つのを待つしかないんかなあ。
結局私はまた、「お父さん」が欲しかったんでないかと思う。 依存気質丸出しで、最低だと思う。
書かない間に両親が離婚しました。 パーキンソンを患っていた祖父が他界しました。 全部彼に話してました。 とにかく芝居に集中しなさいって言ってくれました。 だから私、最後まで役者でいられました。 誰にも恋がばれないでいられました。 がんばれました。 でも今役者でいられなくなってしまった。 どうしよう。
芝居に私情は挟みたくない。 恋なんてその最たるもので、そんな気持ちを持ってしまった自分が卑しい。
「よく言うじゃないシーちゃん、時が流れるって。でも流れていくのは時間じゃない。あたしたちの方なんだよ。」 一昨日までやってた芝居のせりふ。 どんどん流れてる。
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