short story


2006年01月23日(月)


「始まらざるを得ないもの」






可能性という一瞬があって
それは他でもない
何かの始まりだ。
その一瞬にも色々とあり
色々と僕らは
始まらざるを得ないものを
始めてきた。

見失ってはいけないものは
なぜ始まるか。
どう始まるか。
いつ。
どこで。
誰と。
どうやって。

そういう風に
始めれば
終わりもまた
納得がいく気がする。

恋をしたとき人は
気がつけば始まってた。なんて言うから
例えば終わってしまっても
きっと納得なんてできない。



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日記才人