今年はすばらしく珍しく火星が近いというのに お天気に祟られてあまりよく見えなかったし 望遠鏡で見られるチャンスを探すこともなく終わって残念でした。 それでも引っ越しの夜の曇天に一つだけ明るく光っていたり 9日の夜には13夜の月のそばに泣きぼくろのような火星を見て (あんだけ明るい月の近くで見えるのはそうとう明るい) ほかほかした気分になりました。 火星よ火星、西洋の闘いの神よりも 中国の童形の神(ケイ惑)としての火星が好き。 私の勝手なイメージだけどトリックスタア、悪戯な子供。
ものすごく放置していた日記ですが 最近引っ越しを致したので書いてみました。
今年になってやっと自転車を乗りこなせるようになったコドモと すいすいサイクリングを楽しんでいたのですが 新しい街はまだそんなに開拓しておりません。 それでも広い歩道を走るとき、まだ稚い街路樹の下を流していくと 夕方の買い物に行くとき降ってくるのは蝉の声、 帰りには青松虫の声と変わっていることに心惹かれたり。
満月のとき、以前の家ではバルコニーの柵や朝顔の蔓を影絵にして 部屋のなかに月の光が差し込んでおりましたが こんどのバルコニーは壁ですし方角もちょっと違うのでそういう風情はありません。 まわりの自然もだいぶ違います。 これから、ぼつぼつと風情を探す生活が始まるということで。
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