罅割れた翡翠の映す影
目次過去は過去過去なのに未来


2004年05月10日(月) 現状

やや壊れ気味…。
感情は停滞。
のど風邪で接客が困難。
普段と仕事中の顔が違う…。
すごい作り笑いだわ。
A-ha。



実家から離れて二週間。
驚くほど楽にはなった。
仕事も充実してやってる。
それなのに空虚。



この身体は、望まれた存在だ。
そこそこに仕事をこなし、
そこそこ愛してくれる(なんて言っては悪いが)家族がいる。

でも、それは中身が誰であれ変わらない事で。
例えそれが『僕』でなくとも。
いや、例えなんかではなく。
『本当』だったはずの彼がいなくなって、
『黒』や『僕』が演じていても、誰も気づきはしない。



今にしてわかる。
『本当』の彼が壊れたのも『気づかなかった』事に対するショック。
僕達が押し殺す事に長けていると仮定しても、
気づいて欲しかった。
思いは口にしなければ、形にしなければなかなか伝わらない。
そんな事はとうの昔に知っていたはずだったけど。



…悪循環かもしれない。
このまま『息子』の仮面を演じきる事はすなわち
『気づかれなかった』トラウマを繰り返している事に他ならない。
『彼』の願いを叶える事は…困難だ。

何度か死んでいる筈なのだ。
当然のペナルティかも知れないが。


Jade |MAILBBS

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