目次｜過去は過去｜過去なのに未来
| 2008年03月24日(月) |
壊し方を知らないと手加減すら出来ない。
殴り合いの喧嘩とか、した方がいいと思うんだ。
特に小さな子供の頃に。
痛みを知る為に。
取り返しの付かない事を知る為に。
死を学ぶ為に。
鬱積した想いは
歪んだまま炸裂する
痛みを知らない子供は
相手の痛みも解らない
失った悲しみも
平気で刃を手に取り
人に向け
無意味な悪意と共に突き刺さる
確固たる理由無く殴られた事がありますか？
他人に刃を向けられた事がありますか？
為す術もなく傷つけられた事は無いのですか？
心や身体を侵されて犯されてきた事は無いですか？
ある人間は幸いなのだろうかね。
チカラの使い方を学ばずにチカラだけ手に入れている人間の多い事。
虐げる事と虐げられる事を共に知って初めて解る事。
いつからこんなに想像力の足りない世界になってしまったの？
想像に及ばないなら自分で試してみればいい。
理解した所がスタートライン。
そこから加減が始まるんだ。
チカラが無ければ生きていくのは困難だよ？
でもチカラだけで解決するのは必ずしも良い事だけでは無いはずだよ？
チカラに抑圧されてきたニンゲンこそチカラに過剰な期待をするね？
無理矢理が嫌いなのは君だってそうだろう？
チカラに何が出来るか、
何を起こしてしまうか、
知らないニンゲンは
チカラを使うべきでは無いのだろうね。
期待している程、
万能なチカラなんて無いよ。
そして歪んだ期待が知りもしないチカラで
またニンゲンを傷付けて行く。
