Love Letters
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2007年12月26日(水) 以前よりいい関係


 「私達はお互い傷ついて、嫌な思いをしたけれど、
 
  もしここで二人で頑張って修復しようとすれば、

  私達は長い諍いが始まる前よりも

  もっといい関係になれる。」


 あの時、私は何故か確信して

 あなたにそう告げたのでした。



 以前はベッドでのあなたの振る舞い方一つに

 あなたの愛情を推し量っていたような気がします。

 あの頃の私は愛することよりも愛されることばかりを

 貪欲に求めていたような気がするのです。



 先日ある女性の文章を読みました。

 彼女は何人もの男性との恋愛を経て、

 最近最愛の人と結婚した女性です。

 彼女曰く、


 「日本人の男性は、

  意外なほど女性から体を触れられていない。」


 ということでした。



 セックスすることを愛し合うと言うことはあるけれど、

 実際体を愛してもらうのは

 ほとんど女性側という気がするのです。

 あなたは今まで

 「自分が感じるより感じてもらう方が楽しい。」

 と言ってきたけれど、

 これは本音であり本音ではないような気がします。



 セックスに男女の違いはない。

 そう考えるのが自然でしょう。

 男性もセックスで愛されていると実感したいし、

 時には自分が癒されたいと感じる時もあるでしょう。




 先日あなたに抱かれた後、

 私のお臍の横の小さなほくろを見つけて

 あなたが言いました。


 「こんなところにもほくろがあったんだ。^^」


 「ほんとね。」


 それからあなたは




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 私自身が知らないほくろの場所までも

 覚えているあなた。

 私はあなたの体をどれだけ知っているでしょうか。




 一年の諍いに意味があったとするならば、

 お互い無理をせずに嫌なことは嫌と言えるようになったこと、

 相手が嫌がることの種類が理解できるようになったこと、

 それから、ベッドでこうして欲しいと

 お互い素直に言えるようになったことでしょう。 


 
0574 W.S.R

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小夜子

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