試験管内ロンド。
とどのつまりは微弱電流の成れの果てです。 変質さもありなんと囁く旧い時計に砂をかけてみます。 身綺麗な寒々しさは抗菌カバーで時期を待つことにします。 電解質を満たしても其れを進化とは云えないのです。 不覚にも再出発を夢想してしまった人を慎重に座らせます。 沸いた季節の接近を理由に二進法で手を繋いだつもりです。 繁り栄えることを放棄して初めて螺旋は動くのです。 先は後に直結しているばかりである事実を見ません。 輪の外に憧れても輪から離れられない水風船です。 周回を続けることも留まり続けることも同一事象なのです。 寄り集まるのは集めたものを都合良く利用するためです。 塵取りに集めて捨てることは合理的であると云えます。 生み出した残り物は繰り返す球体の向こうに届きます。 |
零と壱の綴れ織。 | ||
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