原則フィリア。

一昔飛び越えて一人。
明日もまた変わらずに。

爪を噛むには早すぎた朝。

足元の不変を信じても背負えない空。
伸びきらぬ指先に滲むのは知らない色。

人と自認できるならば。

左右の重みは既に均衡を崩して久しいけれど。
交した日々は胸に苦く。

過去へ吹く風に流す。

零と壱の綴れ織。
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