あの時確かにそこに行けたのに。今はもう行けないんだよ。どうしてなんだい?何をしたんだい、君は。鍵をかけてしまったのかい?あたしをそこにはもう入れてくれないの?君の幻を何度見ただろう。何度憧れただろう。届いて手に触れたあの瞬間に、確かに未来があったのに。世界が動き出したのに。君は今何処で何をしているの?隣にもう誰かがいるのかい?あたしはもう無理なのかな。でもまたジャンプしてみる。届くかもしれないと思って。何度でも、何度でも。いつかその手を掴むんだ。