ユキコの徒然草

2007年03月09日(金) 時間旅行

躁の時、私は様様な旅をした。
躁になると、普段は眠っている、動いていない脳が、動くのだという。


ある時はお医者さん。ある時は閻魔大王。ある時は神。
ホント、頭がおかしくなりそうだった。

あの、世界破滅の日。
私は、私が神だったなら救いたい、と、アホなコトを思ってしまった。
散々なコトしてきた人間だけど、
けど救う価値はまだまだあると思った。

救ったことの代償は大きく。
救ったのに、非難された。
そんな事しなければ、こんな悲劇は起きなかったのに、と。
冷たくされた。
泣くしかなかった。

救ったことを自ら後悔した。



神様が自分におりてきたような感覚だった。
体が震えて、涙が止まらなかった。
こんなむごたらしいことをする奴らを、なんで救ったのだ?と。
自分に憤りさえ感じた。




あの感覚がなんだったのか、わからない。
錯覚だったといえば、ただの錯覚だろう。
想像力豊かな私の、いつもの妄想だと言えば、そうなのだろう。



けれども地球は今日もまわっていて。
私は、相変わらず腹をたてている。



自分達のしてきたコトを、自然のせいにして、天のせいにして。
非難して。
愚痴を言ってる人々。
なんだろう。なんだろう。
この人たち、なんなんだろう。
サイン、ちゃんとだしてるじゃない。
危ないよ、って。
教えてるじゃない。
なのに、わかっててやらないんだ。
面倒がって。どうせ無駄なんだって諦めて。
どうせいつか死ぬ身だからって。
後世の人たちのことまでは考えないよね。
まぁそりゃあそうだ。
それが当たり前だ。
私が異常なんだ、きっと。
けどさぁ。
やれる事は、やろうよ。
こうしたら、いくらか世界はよく廻っていくって、解ってること、あるじゃん?
そういうこと、やってみようよ。
全部じゃなくていいから。
ひとつでいいから。
身の回りの、些細な事でいいんだよ。
やろうよ。
やろう?


そう思ってても。
そこまでの権限、あたしなんかにない。
そんな偉い事、言えた立場じゃない。
知識もない。
教養も、ない。
だから、無理なんだって。
きっと、あたしが諦めてるのかもしれない。


だから、こんな昔の日記ひっぱりだして、書いてる。
それしか、できない。
どうにかしたいのに。
できなくて。
考えてる。


けど、いつか。
いつか、なんとかなる。
そんな日が、くる。
それに向けて、動いてるんだ。


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