アナウンサー日記
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2007年02月06日(火) |
タレントになれるひと・・・(きのうのつづき) |
きのうの続きである。
私が通っていた日本大学芸術学部は、とりわけ「タレント志望者」が多い大学だった。
在学中からデビューする人、卒業後(中退後)にメジャーになる人、それぞれだが・・・私と同世代では「爆笑問題」「テツandトモ」「大澄 賢也さん」「大塚寧々さん」「大鶴義丹さん」などが、同じキャンパスにいた。
しかしやはりこうした成功した人々は、ごく一部の、限られた存在であった。
では、世に出ることの無かった他の人々が、魅力が無かったのかというと、決してそんなことはない。 モデルと見まごうような美人・イケメン君は、学内にたくさんいたように思う。それこそ、「大塚寧々さん」に負けないくらいの人も。
だが、全ての人が栄光をつかんだわけではない。
結局どんな世界でも同じことだと思うが・・・やはり成功するには、「もって生まれた才能(ルックスを含む)」にプラスして、「自分の才能を正しく捉えて、磨く努力」と「人との出会いを含めた、運」が必要なのだろうと思う。 3つそれぞれのバランスは人によって違うが、これらのどれか1つでも欠けたら、決して成功することはない。
そして、もうひとつ成功の要素をあげるとすれば、「あきらめない」こと。
きのうの日記で取り上げた白鳥さんは、「才能」は持っていたが、なかなか「出会い」に恵まれることが無かった。しかし彼女は、いつか来るその日のために、根気良く頑張った。 江戸時代の浪人が、いつか主君に仕える日のために、剣の修行を怠らなかったように。
彼女のブログを読んでいると、かつて自分の周囲にいたタレント志望の仲間たちのことが頭に浮かんで・・・切ないような、愛しいような不思議な気持ちになる。 だから、ちょっと肩入れしたくなってしまったのかもしれない。
白鳥さんの「女優」としての真価が問われるのは、まだまだこれから。 できれば、今回の仕事をひとつのステップに、将来は大きく羽ばたいてほしいと思う。
そして、夢見る全ての若者たち。皆さんの未来に幸あれ!
白鳥百合子の“そのまま”ダイアリー http://blog.livedoor.jp/rainbow_mickey/
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