おてんきや日記
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2004年08月08日(日) |
オンラインストレージ |
作業中の危機管理について考える機会があった。 私はこれまで、お恥ずかしながら大した危機管理もしておらず、せいぜい作業中の原稿のバックアップを別媒体(フロッピーなど)にとっておくぐらいのものだった。 「何かあったとき」といっても、どんな「何か」が襲ってくるか分からないので、危機管理もどんなふうにどこまでやったらいいのかというのも難しい。
オンラインストレージというものを知った。 ネット上に必要なものを保存しておけるという、まあ、ネット上の自分専用ロッカーみたいなもの。 こういうサービスがあるらしい、ということは何となく知っていたけれど、有料が当たり前だと思っていたのであまり深く追求もしないままだった。 ところが! あったのです、無料のものが! 「はこ箱」というフォルダで、登録は無料。 15日間という期限付きで、なんと10ギガまで保存ができる。 これは使えるかもと思い、早速利用してみることにした。
主用途としては、作業中のもののバックアップ。 音声ファイル、作業中の原稿、資料、仕様書などなど。 関連するものは一通りアップしておく。 ロッカーのキーさえあればどこでも開くことができるので、万が一、自分自身が作業できないような事態が急に起こったときに、キーを渡して誰かに作業の続きあるいは納品代行をお願いすることもできるし、クライアントさんに事情を説明してロッカーを開けてもらい、しかかり中の原稿を取り出してもあることもできる。 もちろん、あくまでも危機的状態を想定してのことだけど、自分の手元でフロッピー保存しておくだけよりは何か糸口になりそうな気がする。
それから、この「はこ箱」はフォルダを共有することができるので、音声ファイルなどを相手に送るなど、宅ファイル便と同じ用途でも使える。
まだ使いこなすには至らないので、これからいろいろなケースでメリットとデメリットが見えてくると思うけれど、取りあえずは私のポケットが一つ増えたかな。 考える機会があったことを、とても感謝します。
「はこ箱」 http://www.hakobako.com/
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