おてんきや日記
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2004年10月08日(金) 『朝2時』と私

『朝2時起きでなんでもできる 3』枝廣淳子 著(サンマーク出版)
この本が、出版社からわが家に送られてきました。
実は私、半年程前に、この本を出版するにあたってのプレ取材を受けたのです。

この『朝2時』シリーズは、私にとってはバイブル的な本です。
知る人ぞ知る、私が超朝型人間なのは、この本の影響が大きいのです。
それまでの私は、決して朝型な人間ではありませんでした。
結婚前まではスポーツクラブで働いていましたから、夜の10時まで仕事してましたし、結婚後も、適当に仕事に間に合う程度に起床していました。
子供が生まれてからは、子供に合わせた生活。
自分の時間を捻出するなんて考えていなかったように思います。

ところが、長女が2歳になったころにテープ起こしという仕事を知り、どうしてもやりたい! と心に火がついてしまったのです(笑)。
それで、勉強をするためにどうしても自分の時間が必要になりました。
どうしたら自分の時間をつくることができるだろうとあれこれ考えた結果、「朝しかない」という結論が出ました。

ちょうどそのころ、『朝2時』に出逢ったのです。
これほどまでに自分の状況にぴったりと当てはまった本はないだろうと思います。
「やっぱりできるんだ!」という、強い確信を持ちました。

やがて、テープ起こしが私の仕事となり、朝の時間を有効に使うパターンが出来上がりつつあったころ、私は本の著者である枝廣淳子さんにメールを送りました。
仕事を始めるにあたり、枝廣さんの本に大変影響を受けたこと。
朝の時間帯を活用することで、自分の時間をつくることに成功し、それがきっかけとなって新しい世界に自分の力で入っていくことができたこと。
そんなことを書いたように思います。
著者にメールを送るなんて、これまでしようと思ったこともありませんでしたから、それほど私にとっては影響力の強い本だったのだと思います。

それから月日がたって、私自身、そんなメールを枝廣さんに送ったことすら忘れていました。
そんなときに、枝廣さんご本人からメールが来たのです。
しかも、やっぱり早朝に!
それは、『朝2時』シリーズの第3弾を発行するにあたって、生活の中で時間をつくるため、夢を実現させるために工夫していることなどについて取材をさせてほしいというものでした。
もう、驚くやら感動するやらで、朝っぱらから大騒ぎでした。
そして、私もすぐにお返事をしました。
ああ、早起きって素晴らしい!

そんなことがあってプレ取材を受けたわけなのですが、残念ながら私の取材は没となり(^_^;)、本に載ることはありませんでした。
そのときの謝礼代わりに、出版されたばかりの本が送られてきたのです。
出版社のご担当者と枝廣さんからのメッセージが添えられており、お心遣いをうれしく思いました。

現在、二女が生まれてから、また時間の捻出が難しくなってきています。
長女が保育園に行くようになってから、知らず知らずのうちに自分の時間があって当たり前の状態のようになっていましたが、二女が生まれたことで、また自分の生活と目標をしっかり見定めなければならないと思っていました。
そうしないと、強い意志を持って仕事を続けていくことができないのです。
そんなときに、またまたタイミングよく『朝2時』が送られてきて、何か因縁のようなものを感じます。

置かれた状況が困難なほど、人は伸びるのかもしれません。
小さな子どもを抱えての仕事は本当に大変です。
もっとやりたいのに、もっと時間がほしいのに、というジレンマと常に闘いながら日々が過ぎていきます。
でも、そんなときだからこそ、頑張れるのかもしれません。
自分のやりたいこと、「北極星」をしっかり見つけられた人は、きっと強いのです。


『朝2時起きで、なんでもできる! 3』枝廣淳子 著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763195867/junkoedahiro-22/249-4482567-2262707

枝廣淳子さんサイト
e's Inc. http://www.es-inc.jp/


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