2005年05月01日(日) |
人は女に生まれるのではない、女になるのだ。 |
世間はGW突入ですね。
先日、とあるネット調査結果を見ていたら、20代〜30代OLの75%には 彼氏または夫がいるんだそうです。
想像よりも結構な高確率だなあと一瞬思いましたが、よく考えてみたら 私の数少ない女友達や会社の女の子達も、ほぼ全員彼氏(または旦那)がいるなあ。
私の周辺の25%マイノリティー代表は、私自身と妹だ。
連休直前木曜夜に、歌舞伎町で60代の上司と、初対面の50代後半のオヤジと 意気投合してお茶割り飲んでるようじゃ、ステディは出来ないよな。
そういうことは面倒だからパス、というスタンスは、仕事や趣味への比重が大きいというより ただ単に女子としての努力を怠っている(または出来ない) ことへの 言い訳ではないかと最近とみに思います。
本当にデキル女は女子鍛錬も怠らない。(私はデキナイ女です←敗北宣言)
そんな自戒と自責の念を砂のように噛み締めながら、今年初モノの 鮎の塩焼きと日本酒に舌鼓を打つ、27歳4月最後の木曜日。
明けて翌日は、高校時代の友人と北の丸公園の近代美術館で開催中の 「ゴッホ展」 を観にいってきました。
覚悟はしてましたが、今までの美術館ライフの中で、最も長時間並ばされた展覧会でした。 ディズニーランドのアトラクション並み。日本人は本当にゴッホ大好きだなあ。
有名な糸杉とか夜のカフェの絵はやっぱり素敵だったけど(特に黄色の発色が)、 全体的には、習作というか独自のスタイルを模索している途中の 中途半端な印象の作品が意外と多くて、ちょっと拍子抜けしたというか。
学がないんで、本当に有名な絵やエピソードしか知らない身としては あの展示内容では、それほど凄い画家って感じはしなかった。 どういうものに影響されて、有名な作品に見られるような所謂「ゴッホらしい」と みんなが思うような作風にたどり着いたのかは判りやすかったけど。
まあ、あんまり私自身が絵画に興味ないせいもあるんだろうなあ。 美術館好きだと誤解されがちですが、モネやらルノワールやらセザンヌやら あの辺の印象派と呼ばれる絵画が最も苦手です。よさが判らないし憶えられない。
もっと世俗的な感じの絵や、宗教画みたいな背景の物語がはっきりした絵が好きだな。
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