ちょっとお久しぶりな日記更新。相変わらず慌しい毎日です。
さて唐突ですが、不定期ながらも手紙を親しい人へ送るのが 数少ない長続きしている私の趣味です。
先日も可愛い金魚柄のハガキをみつけたので、梅雨入りあたりから 不義理を重ねている友人達へ暑中見舞を書いてみたり。
そんな中、よくお手紙のやりとりをする友人から手紙が届きまして。 床しい香り袋を忍ばせた、涼しげな紫陽花柄の和風便箋に 「7月は愛逢月(めであいつき)というそうです。」と書いてありました。
ここのところ、どうにもこうにも殺伐としがちな日常に追われていましたが ふと足を休めて一呼吸おくような、心に小さな潤いを齎す素敵な手紙だなあと思った。
情報量でいうならば、メールの方が、ヘタな絵葉書より一度に大量に伝えられるし、 書き損じてもすぐに訂正できるし、すぐに届くという点でも楽チンです。
でも、きっと送り先の人物を思い浮かべて選んだであろう絵葉書や、 旅先や美術展で入手したのポストカード、変わったデザインの切手 ペンの色や種類に、その人の趣味や人柄を垣間見た気分になったり、 手書きの文字の癖、さりげなく添えられた季節を感じさせる言葉に 書き手の個性を推し量るとき、ただ単に用件を伝える以上の味や温もりが 手紙を通して届けられているように感じます。
手紙を頻繁に書くようになると、絵葉書やレターセットを買う機会も増えるし 旅先からちょっとしたお土産感覚で、地域限定の消印や切手を使うことも出来て 乙女チックな気分に浸れることうけあい。是非お試しあれ。
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