2008年03月13日(木) | そしてひとつ世界が消えた |
祖母は特に病気というわけでもなく亡くなった。
天寿を全うした、と言っていい。
先日彼女の心臓が停止した際に、親類縁者それぞれが覚悟を決めていたので、おそらく今回の件で衝撃を受けた人はいないだろう。
認知障害が出ている上に関節の痛みを訴えて寝たきりに近い生活をしていたので、ある意味ではいい結果だったのかもしれない。
実家で一緒に暮らしていたはずなのに、他人と思えるくらい遠い距離にいた気がする。
あの人がどういう人なのか、伝聞でしか知らないということに、今日気付いてしまった。
少なくとも生まれてから18年は近くにいた。それなのに。
私はあまりよい孫ではなかったな。
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奇しくも、親しい友人2人の祖父母もここ一週間のうちに亡くなっている。
あたたかくなってきたから、陽気に誘われたのかもしれない。
故人の冥福を祈る。
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幸い……と言うべきか。とにかく仕事は14日締め切り分まで終わらせてきたので、明日は葬儀の打ち合わせとか、ついでに確定申告とか色々と。
大阪行きはキャンセル。舞台は観たかったけど、またの機会に。
しかし、もう少しくらいは穏やかに時間が過ぎていってくれてもいいんじゃないかな。