2008年04月03日(木) | たまには猫をかぶることもある |
「泣ける漫画を教えてくれ」と、まだあまり親しくない(というか、趣味を知らない)女性から言われる。
どんなものを好むのかさっぱり分からない。
そして私の本棚は、あまり一般的とは言えない作品の倉庫となっている。
仮にも仕事の打ち合わせ中であるので、あまりにマニアックな話に行ってしまっても相手も困るだろう。
しかし、働く女性の好むものなんてさっぱり想像がつかない。
逡巡の末「ぼくの地球を守って、は面白かったですよ」と無難な回答をしてみたところ、既読とのこと。ガッデム。
仕方ないのでPLUTOを薦めてみたけど、もっと他にいいチョイスがあったんじゃないかと我ながら思った。
いい漫画だと思うしノース二号の話とか悶えるけど、なんかちょっと違うような。
G戦場ヘヴンズドアとかにしときゃよかったかな。
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大阪のフェスティバルゲート売却の顛末は、見事に予想通りの展開。
あまりに予想を外さなくて思わず笑った。
流れとしては以下のような感じ。
・97年、大阪市が公的資金を200億突っ込んだフェスティバルゲートが満を持して登場!
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・立地と戦略ミスで閑古鳥
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・どうにもならないから事業内容再検討するが、考えても考えても再建無理とわかったので売却を決定
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・条件付一般入札開始
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・鑑定評価より8億程度と予想された物件だが、韓国系企業がなんとびっくり26億で落札。3月末までに契約を結ぶことに
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・買主の韓国企業が、現地に残っているテナントについて「聞いてない」といちゃもんをつけて契約を白紙に戻したがっている ←今ココ
なぜいちゃもんと断言するかと言えば、条件付入札の条件というのが「立ち退きは購入後に買主が行う」というものだったから。
入札する際の前提条件なのに「聞いてない」はないよな。
どの程度もめてるかは調べてから入札するのが普通だろう。
フェスティバルゲート売却を知ったのは入札開始の時のニュースだけど、入札終了後に「26億はねーよ。バックレるんじゃない?」と元同僚(不動産業)と言い合ったのはいい思い出。
仕事で何回か関わったけど、あちらの国にはもともと『契約』という単語がないような感じらしく、本当にビジネスしづらい相手だった。
うん。
フェスティバルゲートはそれなりに思い出の残っている地なので、別のいい形に再生してほしいものだなあ。