2008年04月21日(月) | 更新も脳味噌も停滞中 |
負のスパイラルに陥っているので思考を停止中。
何故なら停止しないとイライラしちゃうからだ。
私は短気は短気だけど、そのへんの調節機能は増設したんだぜ! 最近な!
でも歩いてるより立ち止まってる方が疲れるんだよな。
突破口というか解決策は見えているのだけど、キーになるポイントが自分の担当じゃない箇所であるのが何よりも問題。
私はいるだけ観てるだけ。口は出せるが手は出せない。むーん。
-----
ルクス・ペインを先ほどようやくクリア。
のんびりやってたので、プレイ時間にして20時間ってところか。
最近のゲームの中ではなかなか面白かった。
マーベラスだけどバグがない(笑)
いいところでの誤字(人名間違い)にはガッカリだったけど。
伝奇ジュブナイルというか、サスペンス分が濃かったかもしれない。
シナリオは骨子は面白かった。
一部整合性が怪しいところがあるのが惜しいけど、脳内補完できるレベル。
設定が辞典のように見られるようになっているのだけど、そこの分量がとにかく多くてびっくり。
読まないとわからない部分も多そうなのは若干マイナスかもしれない。
私は全部読んじゃったのでその辺の判断がしづらいけど。
日常の描写が多く、細かいイベントもたくさんあるので、キャラクターを魅せることには成功している印象。
でも感情移入には至らないのは、私が年を取ったからなのか……あるいは、キャラが中途半端だからなのか。
なんというか、キャラ付けはよくできていると思うんだけど、能天気キャラも結局難しい言葉で哲学語る瞬間があったりするのが違和感の原因な気がする。
そこらへんはもっと割り切って分けてくれた方がよかったなあ。
いや、いいキャラ多かったんだけど。それだけにもったいない。
個人的に好きなのは長島アヤ。
「……ふん、なめるんじゃないわよ。なんのためにフォートがあるのか?
地獄に住むに相応しいクズどもを、穴ぐらから引きずり出して、そいつの魂を秤に載せるためよ」
姐さんカッコイー。
あとはメイリンだな。かわいいよメイリン。
システムも結構よかったんだけど、活かしきれてないのが何とも。
感情表現システムとかもそうだけど、サイコビューイングによってイベントの残り回数がわかるのとか、全然機能してなかった。
もうちょっと突き詰めたらもっと面白くなるだろう。
総評として「面白かった」。少なくとも買って損はしていない。
ボイスを長々聞かされて飛ばせないイベントがあるのが苦痛というくらいか。
キャラゲーが好きな人でサスペンスとか殺人事件が大丈夫な人ならやってもいいかもしれない。
2周目は気が向いたら。