2004年05月25日(火) 火事


我が家の裏のお家で火事がありました。
朝方、眠っているところを「火事よ!」とお母さんに起こされ、パニック。焦りは禁物。
避難訓練でさんざんやった「お(押さない)・か(かけない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)」もすっかり忘れていました。
愛犬・ロビンをリードにつないで、パジャマ姿のまま避難しようとすると、「もう少しちゃんとした服に着替えてきなさい」との一言。
着替えついでに大事だと思われるものを鞄にしまって、いつでも避難できる状態に。
とは言っても、冷静になって考えてみると、
本当の災害時には生き延びられないような中身でしたが。
携帯電話は本体だけで充電器は持っていないし、
そのくせ通帳や筆記用具まで入っているし。
でも、本当に大切な彼氏からの手紙や交換日記はちゃんと持ちました。
私は東京の下町に住んでいるのですが、近いうちに確実に地震が来ると言われています。
もしも今、地震が起こったら、死んでも死にきれないといつも思います。
留学中の彼と会えないまま死ぬなんて絶対にイヤ。
でも、そのときは彼がアメリカにいてくれてよかったなぁとも思うかも。
そうすれば彼の身の安全だけは安心できるから。
最近マンガ棚から「はいからさんが通る」を引っ張り出して読んでみたんだけど、
その中でも関東大震災の話があって、主人公の紅緒さんと少尉が火事瓦礫で大混乱の東京を、
お互いを求め合ってめぐり合うという話がありました。
やっぱり、そういう危機的状況に立ったら真っ先に愛する人のことを考えるものなんだろうな。
日本は4つのプレートのはざまで、おまけに火山もたくさんで、地震も津波も北朝鮮からのミサイルも、
いろんな災害や事故の心配があるけれど、
どうか私の大好きな人たちが
そういう怖い目に合わないでくれるといいと思います。



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