このところ、ちょっと恋愛が原因で落ち込み気味。 でも、まわりの人のおかげで脱出できそうな感じがしてきた。 バイト先のパートのおばちゃん・石川さんに少し話を聞いてもらった。 彼が留学先で一時的に他の女の子と付き合ったこと。 でも私のもとに戻ってきたこと。 その子が酔った勢いで彼の部屋に忍び込んできたこと。 それに対してものすごく頭に来ていること。 ものすごく心配もしていること。 その子がかわいいのに対して、私は自分に自信がないこと。 彼がくわしくその子のことを話すのが嫌だということ。 石川さんはこういう言葉をくれた。 「でも、そういう彼を選んだのも渡辺さんなんだよ。 たとえその子がどんなにかわいくても、 彼は渡辺さんを選んだんだよ。」 そうだ、どんなに嫌なところがあっても、私はやっぱり彼が大好きなんだ。 そして、どんなに私が自分とその子を比べても、彼自信が選んだのはやっぱり私なんだ。 こんなシンプルなことを忘れてしまっていた自分がいた。 それを気づかせてくれたこの言葉、ずっと先まで覚えていたいと思う。 彼の一言一言にさりげなく探りを入れたり、 ちょっと連絡がないくらいでうろたえたり、 やっぱり私はまだまだお子ちゃまの恋愛なのかも知れない。 でも、彼のことが好きで好きでいてもたってもいられなくて、 幼稚になってしまう自分がいるのは心地悪くもない。 無理して大人になろうなんて、思わない。 大人になるも子供になるも、全部彼に向かってる自分だから、それもいいかなって思える。 「日本に帰ったら俺の友だちといっしょに飲もうね」とか 「オーバーオールもかわいいしスカートも似合うよ」とか 何気ない彼の言葉が私のことをあったかくしてくれる。 それは、彼が私に対して熱い気持ちを持ってるからだって気づいたとき、 もうくだらない心配や詮索はいらない、やめようって自然と思えた。
|
|