最近の私は、まるでカメラ小僧のよう。 おじいちゃんからもらったカメラを肩からぶら下げて、 大学にもバイトにも、どこでもいっしょ。 カメラはNikon Fといって、40年前に日本ではじめて作られた一眼レフ。 なんとその当時はNikonではなくて日本工学株式会社という社名だったそう。 レンズキャップにも「NIKKOR」なんて記されているのだから、驚き。 被写体は、どこにでも転がってるような、なんてことないものたち。 そういうものが好き。 お腹いっぱいになって寝ちゃったお父さんとか、 マニキュアを塗った指とか、近所に咲いてたピンクの花とか。 大学の初心者向けの写真の授業ではモノクロ写真の撮影から焼き付けまでやるんだけど、 こっちは趣味なので、カラーだし、撮影以外は写真屋さんまかせ。 モノクロは雰囲気が出るけど、難しい。 自分で「これはいい、おもしろい」って感じてパシャリとしても、 実際に写真になるとイマイチなことが多い。 どうも私は色で目に見えるものをとらえるみたい。 かっこいいモノクロにも憧れるけど、 今はまだ自分の好きなものが私の目に映るまま、写せばいいんだ。 たぶん、背伸びするよりも、愛情込めて撮ることが大事なんじゃないかな。
ここで一眼レフで撮った写真、見れます。 へたっぴだけど、気に入ってます。
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