東京の片隅から
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2021年10月13日(水) |
「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」 |
川上和人「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」読了。 「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」を先に読んだが、こちらの方が早く出版されたからか、恐竜という本来のフィールでないものについて書いたからなのか、ちょっと文章が硬めというか真面目な気がする。注釈があちこちに入っているが、地学の基礎知識がないとわかりにくいかもしれない。 自分が子どもの頃は図鑑の恐竜はゴジラの着ぐるみというかカンガルーというか、直立2足歩行で尾は地面についているものだったけど、今はちゃんと尾が上がってるし上半身は前傾姿勢だ。知識がアップデートできるのは助かる。
しかしセンセイ、恐竜の頭と尾のバランスを語るのにハーレーとビューエルを持ち出されても、普通の人はわからないと思います(苦笑)我が家にはあるけど。ハーレーはかろうじてあのふんぞり返って乗るバイクというイメージがあるだろうけど、ビューエルは初めて聞く人がほとんどじゃなかろうか。まだホンダやカワサキならともかく、ハーレーとビューエルの関係を知らないとなぜ並列するのかがわからないだろうし。
展覧会が日時予約制のところが多くなり、ふらっと行きづらくなった。当日券があるところもあるし、もちろん枠が残っていれば当日でもチケットは買える。でもなんだか面倒くさいな、と思ってしまう。 あと、やっぱり「ぴあ」がなくなったのが大きい。いや、アプリはあるんだけど、雑誌をぱっと広げて見るつもりじゃなかったけど目に入って興味を惹かれたからなんとなく行ってみる、そういう行動が取りにくくなったなぁと。 展覧会も映画もそう。ミニシアターが不振なのもそこらへんにあるんじゃないだろうか。
テレワーク中、外で鳥の声。 いつも来るカラスオナガヒヨドリムクドリシジュウカラキジバトじゃない。長くて抑揚がある。 この前「ダーウィンが来た」でやっていたイソヒヨドリに似ている気がするんだけど、姿は確認できず。 次に来たら確認しようと思って、オペラグラスを机の横に置いて待機しながら仕事している。
経済効果とか運営側の数々の騒動とか、いろいろ論点があるのに、成績以外のところでオリンピックを総括した人・雑誌・新聞はいないなぁ。あれだけ反対の論陣を張っていた毎日新聞さん、どうです?新聞はもはやスローメディアなんだからちゃんと総括しませんか?
今年も紅玉が届いた。今年は15kg。数えたら90個。一つだめなものがあった(割ってみて初めてわかったので、農家さんでも発見困難だったと思う)こつこつジャムにする予定。
朝からヘリコプターがうるさいと思ったら、電車が脱線しているらしい。テレビで見ると、ちょうどポイントのところ。一番悪いところだ。別路線で出勤する。 テレワークでも良かったんだけど、今日は職場に本当に人がいなくて、遅れてでも出ざるを得ない。それでも迂回路があるだけいいのかな。
夜中に地震。水槽から水があふれて玄関とリビングが水浸し。 濡れた靴はいったん外に出して乾かし、玄関には風を通す。リビングも拭き取って扇風機をかける。フローリングが反ってしまうかも。 東日本大震災の時もこんな感じだった。あのときは私は在宅だったがまーさんは会社で、今回、なるほどこういう風に被害が出るのか、ということを実感した模様。説明してもピンと来ないもんねぇ。
ところで、女性ファンには音楽がわからないという雰囲気がロック雑誌の一部編集者にはあるけど、ピアノなど音楽系の習いごとをしているのは圧倒的に女性な訳で、「音楽」という意味で言えば女性の方が解像度が高いのではないかと思っている。 どうせ顔でしょって?女性アーティストのきわどい衣装に盛り上がってるのはそっちも同じだろうと。 こういうのは、女性アイドルに夢中な同級生たちとは俺は違うんだぜ、と逆張りしていたのが根本にあるのだろうか。
エゾロックかなんかの感想対談で、客がロックだけじゃなくていわゆるポップスのミュージシャンのステージにもたくさん押しかけてサビで手を振り上げて大合唱していたのに吃驚した、というニュアンスのコメントがあって、いやそんな珍しくないだろう、メジャーアーティストだったら1曲くらいは知っている曲があるだろうから興味半分でも見に行くだろうし、盛り上がるところなら手も振り上がるしサビも一緒に歌うだろう、そんなにロックだポップスだと区別してロック選民思想全開なのはそこのひねくれた編集者だけだから、と思ったことを思い出す。 ミリオンヒットは、みんなの心に響くからミリオンヒットなんだぜ。 それが特典商法でも、欲しいと思う人がそれだけいること、売れることで街で耳にする回数が増えること、売れるから潤沢に予算が付くこと、いい作詞家作曲家に依頼できること、結果クオリティが上がるというスパイラルだ。自分が好きなものは売れない、売れてないけど好き、そういう厳然たる事実(うっ胸が・・・)と、あのアイドルの最新曲いいよね、というのは両立すると思うんだよなぁ。
なんかさぁ、「俺たち仲間だろ」ってさんざんやっていた元ロック男子はいざ都合が悪くなると知らんぷりを決め込んで逃げ一辺倒。全然ロックじゃないね。 背後から味方に撃たれているようなもんだ。
結局今事実の検証に動いているのは当時ロック雑誌に小馬鹿にされていた元オリーブ少女たちなわけですよ。 信者乙?じゃあ君の大事な何かが不当に貶められたとき、君はどうする? 次のターゲットは自分の大事な何かかもしれない。戦うためには論理と根拠が必要だ。
第1回RIJに参加したものとして、ロッキング・オン社の対応は非常に残念だ。特に渋谷氏と山崎氏には幻滅している。
結局、彼らは音楽そのものを愛しているのではなく、自分語りをするため、承認欲求を満たすためのツールとしか音楽を見ていないんじゃないだろうか、と思えてしまう。 それでは彼らが散々馬鹿にしていた「ファッション的に音楽を聴いているミーハーな女性ファン」と変わらない。 家にある雑誌はとりあえず紐でくくってしまった。そのうち処分するだろう。 自分が好きなアーティストはあまり載らなかったが、いまでは「あまり載らなくて良かった」とまで考えている。そのくらい不信感を抱いている。
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