蜘蛛の糸にみちびかれてそこに行くと
それは凛と黒く光る薬種
*
風がはこぶ甘い匂い
わざとつんと遠くをみて
素っ気無くて知らん顔で
行き交うとき そのときだけ
ふいにそっと
ふれてみたり
してみようか
*
かえりみちで うつむいたら そこに きのこ
すこやかしく おもやかしく
*
いい日でした。
10月がよりよいつきになりますように。
おだやかな日がつくづくつづきますように。
あんなにも 神々しくて おごそかで
近寄りがたい木々だったのにな
このごろは
なにかちがうの
いつみても
とてものんきに
ただただふたり
なかよしこよし
なかよくしすぎ
いいなぁ (^^♪
ここちよくぼんやりとしてなんとなくみんなまざってみずいろになる
・・・ 今日と言う日は、ひがないちにちそんないちにち。いい日。
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九月はじめの
野の原の
みどりの底の
あたたかさ
もうずっと
わすれるわけには
いかない温み
もうずっと
わすれるわけには
いかない
ひかり
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開いても 閉じても 今日も こんなにも
空がひろくて掬われてゆく。
*
大胆に、謙虚にそしてどんよくに、果敢に愛につつまれにゆく。
この仔馬、そういう馬になれる気がする。なれますように。
2004年08月16日(月) |
神秘の湖・オンネトー |
かれこれ20年ぶりに、この湖に逢いました。
ここは、【神秘】と呼ばれるものたちのほんとのところの旋律を
20年前、はじめて知った場所でした。
20年も経ったので、今では道路も舗装され、
観光バスまでやってきて、
あのころよりも神秘くささはすくなくなっていたけれど、
見る者の心のなかまですっかり映してしまわれそうな、
湖面のふしぎな力は、ますます強く、確かなものに
なっているかもしれなくて。
またいつか。
こんどはきっと秋に来て
あかやきいろにとりかこまれて
つーんとつめたい風をうけ
鼻のあたまがひんやり冷えてきてもなお
たたずみつづけていたいものです。
なにかのときに
またきます。
金色の麦の畑とおおはんごんそう。そして風。
きもちまるごとそのままに撮れた気がしてうれしくて。うん。
* * *
ええと。言葉あそびのメールマガジンを始めてみようかな・・・と
ある日ふと思いついて、はじめてみました(^^♪
「つじつまあわせ」参加型です。
参加型ではありますが、眺めるだけのみまもり派さんもうれしくて。
どちらさまも、どうぞよろしくお願いします。(よかったら。)
サンプルなどはこちらです ⇒
「つじつまあわせ」サンプル号 【あ】
かんぺきな さりげなさです。
風にみどりに夏にかなたに
そよぐとけこむ力まず語る。
オオハンゴンソウ
とくべつな花。