太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
【雪】 三 好 達 治 「測量船」(第一書房 1930年)
「定本三好達治全集」(筑摩書房 1964年)
なにもかも うけいれますよ と言うような 雪をたよりにおよがせておく
この冬も、いつよりも冬が大好きで、なによりも雪がなつかしいです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
ゆき・ふゆ・ひかり・その他の季節・みち・つち・みどり・みなさまへ。
2004年12月31日(金) |
せまくてまるいせかいがすきで。 |
いい年にしようね。らいねん。
あたらしいデジタルカメラがうれしくて(借り物ですが)
ひまさえあると雪ばかり、写しています。
こころをこめて写していると、こんなにも、
その日その日の輪郭や色合いが、
ただしく写ってしまうのでした。
右上は、透明であらんとピーンとはりつめている昨日のわたし。
右下はけさのわたくし。すこしまるみをおびてきました。
ひだりのふたつは、内緒です(^^♪
降る雪とゆきすぎる時がよいように取り計らつてくれる。おまかせ。
さやか
しずか
すなお
せつな
そぼく
とおく
そんな
けさの
ゆきの
ようす
ぽっかりとヒマができて、ぼんやりとして
なんとなく、もうこのまんま、やすらかに冬眠しそうなこのごろでした。
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冬を待つヒナタに似合う本ばかり読んでいました。
そしてとうとうこんなにも
今の季節のこのとりとめのないこころぼそさにお似合いな
本に出逢ったのでした。
『片想いさん』 恋と本とごはんのABC (絵と文 坂崎千春)もうしばらくは、あたらしい本は要らなくて
この冬は、この本だけを100回くらいよむつもり(^^♪
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そんなわけで本日は、ゆるく動きだしたくて
撮りためた写真の整理などをしました。
いろんなフィルムのすみっこに
たいていは、その日の道が写っていました。
この道は、魔法がとけてしまう道。
この道は、けはいが消えてしまう道。
この道は、いつもいつでもなつかしい道。ほんものの道。
こういうやさしい野の道は、このあと雪に閉ざされて
歩くことはおろか、様子を見ることすらできなくなるのです。
おやすみなさぃ。ありがとぉ。また来春におあいしましょぅ。(野の道へ)
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