そよ日暮らし の そよふぉとノート
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ひきつづき、庭で静かに過ごす週末。
どこよりも、長居をしたくなる場所が、このごろは此処。わたしのホームグラウンド。
写真は、庭のかたすみで、こもれびあびるハナニガナ。 これはジャーマンカモミール。春にタネから植えたものです。いい匂い。 そして、今日のクレマチス。 いざ咲かん いざいざ咲かん クレマチス。
こんな日に、にわに咲く花。タデ科のなにか。 示唆するものがたくさんの花。 こんな日にだけ、あらわれる花。 いつも近くにいてくれる、テッセン。わたしのクレマチス。 この花からの忠告だけは、やけに素直に聞けるのでした。
湖や湿原にまで足を伸ばして、リフレッシュしてこようかなと思いつつ
どこにも行かず、この庭でぼんやり過ごした週末でした。
ものおもうには、ここもなかなかよいかもしれず、りらっくす。
あめばかり、しとしとしとしとふる、ろくがつでした。
みずみずしさも、ぼんやりとして、
ひらかなが、やけに恋しい六月でした。
*
七月は、どんなふうかな。
わからないけど
なにはともあれ
はじまりました。
2006年06月03日(土) |
水無月のみどりの森のニリンソウ。 |
水無月の、みどりの森のニリンソウ。
あっとうてきな肯定感。
写真は、ヒトリシズカのファミリーと、カクカゾク的ニリンソウ、 高めあうふたりぼっちのニリンソウ、五つ子ちゃんのサンカヨウ。
2006年06月01日(木) |
HELLO 水無月 HELLO YELLOW |
はろーはろーはろー六月。きいろきらめく風待ちの月。
*
そして、ばいばいばいばい五月。
2006年05月17日(水) |
たそがれのイチゲとサクラ。 |
たそがれのキクザキイチゲ。
ほかの子は、ちいさくくぅっと縮まって、スズランみたいにうつむきかげんになる時刻。
彼女だけ、まだひらひらと羽をのばして揺れていました。(午後5時20分)
*
そして桜も咲きました。
葉っぱがじまんのエゾヤマザクラ。
ソメイヨシノの優雅さや透明感は感じられず、近寄りがたさもあまりなく、 きさくで、わりとおおらかで、こころじょうぶな桜です。
それらはたぶん、このぎざぎざの葉っぱのおかげ。しなやかな。
2006年05月13日(土) |
キバナノアマナ ほかのみなさん。 |
エンレイソウと、まどろみと、せいたかのっぽのフクジュソウ(福寿草)。 (エンレイソウは、延齢草です。艶麗草ではありませぬ。)
キバナノアマナ。たぶん思春期。
キバナノアマナ。たぶん妙齢。
おかげさまで、ほんじつも
あかるくのどかなしずかないいひ。
今日やっと、くまなく春になりました。とっても遅ればせながら。
腐葉土、朽ち葉、苔むした樹木・・・さういふものとカタクリが
そろって幸せさうにして、
これもひとえに春のおかげと思ふのでした。
すなわちつまり
それはひとえに冬やふぶきや雪のおかげと思ふのでした。
ふゆにはふゆがだいすきで
いまはこんなにはるがすき。
今シーズンは、ここからの、
空と緑と山々を写しつづけてみようかな・・・
( と、たったいま、思いついたことでした。)
*
ちまたでは、ブログが流行っておりますが
やっぱりここ(エンピツ日記)がとても好きかも。
だいじにします。
ありがとうです。
じつはまだ、にわにはゆきが2メートルほどのこっています。
さきまわりして山を下れば、みどりのものにも出会えるけれど
この冬は、窓からみえるこのにわに、とてもおせわになったので、
ここにいながらゆっくり春を待つつもり。
*
昨年の題詠マラソンにつづき、
五十嵐きよみさん主催の「題詠100首blog」に参加しています。
投稿専用のじぶんのブログ「つれづれつづり」を用意したので、
このごろはそちらの更新、はげんでいます。
げんきです。
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写真と言葉の本 【PHOTOVER】
原稿を並べたページを作りました。
よかったら、おひまなときにたまにぼんやりごらんください。
ではまたいつか。
よりよい春になりますように。
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