きょうの読書
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2003年01月23日(木) |
「嘘をもうひとつだけ」東野圭吾 |
誰もが平気で嘘をつくわけではない。
正直に生きていたいと望んでいたのに、 落とし穴にはまりこみ思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。 そしてそれを隠すため、さらに秘密を抱え込む・・・・。
嘘に関する五つの短編集になっています。何だか読むと物悲しくなってしまう話が多いかな。「狂った計算」での加賀刑事は私が今まで読んだ中での雰囲気とは違ってて新鮮でした。
2003年01月22日(水) |
「私が彼を殺した」東野圭吾 |
流行作家・穂高誠が、新進の女流詩人・神林美和子との結婚式当日に毒殺された。美和子の兄・貴弘、穂高のマネージャー・駿河直之、穂高の担当編集者・雪笹香織。彼らは皆、事件後つぶやく。「私が彼を殺した」と・・・。容疑者は三人。そして犯人は一人。卓絶のテクニックで繰り出される真相を、はたしてあなたは看破できるか?
話は容疑者と思われる三人の視点からの光景を元に進んでいき、その視点は順々に入れ替わっていきます。三人とも被害者の穂高に対して何らかの思いや含みがあり誰が犯人でもおかしくない状況になっています。この話の面白い所は一人が犯人で他二人は全くの"白"という単純なものではないとこです。皆、何かしらやってるんですよ~(苦笑)。だから余計誰が殺したかが分かりにくいです。最後に一応ヒントは提示されますが、私はさっぱり?でした(笑)。やはり読んでいて気になるとこはチェックしておくことが大切ですよ。
2003年01月21日(火) |
「ダレン・シャンⅥ-バンパイアの運命-」Darren shan |
うらぎり者の出現!バンパイア一族にしかけられた戦い!バンパイア・マウンテンから半死半生で逃れてきたダレン少年は、一族のためにもう一度山に向かう!激しい決戦のあと、思いもよらない結末へ!
いや、いきなり6巻を書かれても・・って感じですね。でも私はダレンは全て図書館で借りて読んでるので全巻までの感想を書くとなるともう1度借りるかとかしないと・・。しかも人気作品だからどれだけ待たされることやら(苦笑)。私の記憶力が恨めしい。あと何か推理小説ばっかり読んでる中で読んだのですごく読みやすかった覚えが・・。ダレンもクレプスリー達も健在でさくさく読める一冊でした。
2003年01月20日(月) |
「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾 |
最愛の妹が偽装を施され殺害された。 愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の”現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?
噂の(←ネット上で知った)加賀刑事目当てで買いました。行った古本屋にはこの人の出てくる作品がこれしかなかったので。 どっちかっていうのがいいですよね。どっちかなんですから(笑)。推理物自体かなり久々に読んだのですごくのめりこんで読みました。それでも一通り読んだだけでは駄目でした。文庫版では巻末に袋綴じの解説があります。私はこれを読んでかなり解決に近づきました。あとはメモでもとって整理すれば犯人が分かると思います。考えることの楽しさを素直に感じることのできた作品でした。
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