おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年01月20日(土) |
自然農法の福岡正信さんに |
旧暦12月26日
さすが暦で大寒と言うだけあって、雪が降りましたね。
さて今日は埼玉まで足を運んで、自然農法の福岡正信さんの講演と粘土団子の実習の集まりに行きました。
福岡さんは、耕さず、農薬・肥料をやらない農法の実践者の大御所ですが、ちょっと前のうわさでは、高知の山奥の家にこもってあまり外に教えにまわる事がなくなった、と聞いていたのですが、今回高知から埼玉まで来るというので飛んでいきました。
今は自然な農法というより、粘土団子による砂漠の緑化に力を入れているようで、その世界各地に行って来たビデオを見せてもらいながらの福岡さんのお話はとても感慨深かったです。
というか、お弟子さんの本間裕子さんとのトークが面白かったです。ほとんど夫婦漫才でした・・。この本間さんは30代の若い方ですけどすごくしっかりした人で、福岡さんのだんだん取り止めもなく広がっていく話に吉本興業ばりのつっこみを入れて笑わせながら、わかりやすくきゅっと話をまとめてくれました。
粘土団子とは、100種類以上の多様な種(野菜・草・樹木などできる限り多様な植物の種)を粘土に混ぜ、親指の太さくらいの大きさの団子にしたもので、こうして粘土でコーティングすれば、砂漠などの不毛の土地でもとてもよく根付き、育っていくそうです。
この粘土団子の面白いところは、できるかぎり多様な種を一度に撒いて、どんな植物の芽が出るか、撒いた人間にはわからないところでしょうか。 福岡さんは「自然は人知を超えている」と念を押すように何度も言ってまして、見せてもらったビデオの映像はそれを物語っていました。
その粘土団子の作り方の実習もしたのですけど、これが面白かった。 まるっきり陶芸教室でした。 種と粘土の配分、水分の加減、練り方、丸め方などちょっと感覚的なものなので、なかなかうまくはいかなかったです。 そこで作った粘土団子は、なんとお持ち帰りということでした!すごくうれしい。 窯の裏の柚子畑の間に撒いてみようと思います。たのしみです。
というところで、もうちょっとくわしく話せるようにしますね。
<その福岡正信さん。88歳だそうです。>
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦12月25日
一応炭焼きが本業なんですけど、今年に入ってまだ火を入れてません。 新月から満月にかけた期間に焼きたい、というちょっとしたこだわりもありまして・・。 今月の新月は24日。 旧暦の元旦だし、この日に火を入れたい。 こだわりすぎてるのかもしれないけど、きもちよく炭になってもらいたいです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦12月24日
今日は竹炭のアクセサリーのパーツを買いに浅草橋に行きました。
久しぶりに人の多いところに行って、少しは疲れるけど、とても新鮮でいいですね。最近すっかり田舎者になりました。(前からか・・)
パーツも比べ物にならないほど安いし、いろんなお店を見てデザインや売り方などほんと参考になります。人も面白い人やすばらしい人やいろんな人が多いし・・。 だから勉強のためにもっと都心部にも足を運んだ方がいいんだろうけど、これがなかなか・・。
やっぱり木に囲まれた生活はたまらなくここちいい。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年01月17日(水) |
されど挑戦はつづく・・ |
旧暦12月23日
こりずに、きょうは豆腐屋さんの豆乳を使いました。 今までのはスーパーなどで売っている調整された豆乳でいろいろ他の成分も入っているものでした。 ですので今回のは期待しました!
ニガリもほどよく少し入れ、いざどうだ!
う〜ん。結果はまずまず。 ほどよく固まったし、悪くはないというかんじです。 卵の茶碗蒸しでなく、豆乳の茶碗蒸しだと思えば十分いけるかな。
豆腐の茶碗蒸しとは思えないけど・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年01月16日(火) |
豆乳の挑戦はつづく・・ |
旧暦12月22日 下弦
今日も豆腐茶碗蒸しを作ろうとしたのですが、今回はニガリを入れすぎてその名の通りニガくて食べられなくなってしまいました。 もったいないことをしてしまった。 入れすぎるとだめなんですね。
予備でとっておいた豆乳をそのまま飲んだら、シンプルでおいしい・・。
やっぱりそのままがいいのかな・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦12月21日
テレビのお料理番組で、「豆乳にニガリを入れてレンジで1分10秒温めれば、簡単にお豆腐ができます」と言ってたのを見まして、これってこれで豆腐の茶碗蒸しができないかな・・と母と意気投合して作ってみたんですけど、これがなかなかうまくいかない。
レンジは電磁波がどうこうとか、水の分子を振動させて温めるので組織が破壊されて身体に良くない、なんて聞いてしまったので普段は使ってないので、蒸し器で蒸したのですけど、ニガリをどのくらい入れるかわからないというのもあって、固まってくれないんです。
茶碗蒸しだからと、椎茸や銀杏や青ものなども入れたのですけど、これも豆乳の味と合わない・・。
結局今回のはあまり固まらない豆乳のままの茶碗蒸しとなりました。
当分この挑戦はつづきます・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦12月20日
こども竹林プロジェクト当日。 9時に駅に集合した時はあたたかい陽が射していて、「今日は雪が降るなんて言ってたけど、大丈夫だなー」と言ったそのすぐに、急につめたい風が強くなって雲行きがあやしくなり、ふわっと小雪が降ってきました。 やっぱりここは山間ですね。甘かったです。
竹馬作りは結局室内でつくり、先月みんなが作った縄や麻ヒモや針金を使って、みんなで各々の結び方で足をかけるところを結ぶのですけど、たいがいやっぱりこども達は結びが緩くなってしまい、最後は私らが結んでしまうことが多かったです。 適度に手伝うってむずかしいですね。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦12月19日
昨日の画像を載せるのは、すったもんだをしまして、結局すごく夜更かししてしまいました。はまってしまうと後先考えないでやってしまうのが、私のいいところであり、悪いクセですね。
さて、今日は「こども竹林プロジェクト」という、小学生のこども達と竹林を舞台に竹の間伐をしながら、竹の楽器・竹馬・竹のイカダ・竹トンボ・竹箸・竹炭などを作って遊んで学ぼうというプログラムに参加しました。 月に一回の一年間を通したプログラムで、私の毎月の楽しみです。 なにせ炭焼きと言ったらおじさんおばさん方が多くて、最近すっかりおじさんの思考になっているので、この子供たちのシンプルな感覚に会うのはほんとうれしいです。
今回は竹馬づくりです。明日が本番で、今日はその準備で竹馬に適している真竹を切ってきました。
明日がたのしみです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦12月18日
今日は竹きりでした。 この間の雪が残っていて、白を緑のコントラストがきれいでした。
先週の枝を燃やした時にできた消し炭が土のう袋に7袋も取れて、しめしめ・・というかんじでありがたくいただいてきました。
もちろん売り物にはしないけど、畑に撒いて土に元気になってもらいます。
さて、この日記はレンタル日記なんですが、画像も貼れるそうで、一度試してみます。
とりあえず、私の窯の写真でも・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦12月17日
昨日の話のつづきですが・・
ということは大昔は月はもっと地球に近かったようで、10万年前は3キロ、100万年前は30キロも今の地球より近かったそうです。
そうか〜だから昔のお月さんの絵は大きかったんだ〜。
と一瞬思ったけど、それはほんの数百年前のものでしたね・・。
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