おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月十七日
13日の作品展の準備でてんやわんやです。
作品展と言っても、喫茶店のギャラリーで私はほとんど居ない予定です。
HPにも案内を載せないと・・。 この日記ばかりで、まずいですね・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月十六日 満月
今日は私の誕生日なんですが、今年はちょうど満月でした。 雲ひとつない夜空で、きれいでした。
自分の生まれた季節を好む、とよく言いますけどほんとですね。 このあたたかくなり始めの、梅の咲く今は、とっても好きです。
ここ青梅市はその名の通り梅の町で、この3月はやさしい色に染まります。
都心に近いし、木に囲まれてるし、いいところに生まれました。
<青梅の梅>
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年03月09日(金) |
はじめはみんなそうだけど |
旧暦二月十五日
パソコンを習い始めた母がついにメールを送ることに。 近所の同年代のパソコン友だちのアドレスを入力して、いざ送信! なんだか届いてるのか気になったようで、いたたまれなく友だちにTEL。
「メール送ったんだけど見て。」 「うん、わかった」 「それで、メールにも書いたんだけどね。今日ね。〜があって・・・」
と、結局長話してました・・。
意味ない・・と笑ってしまいましたが、はじめはみんなそうですよね。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月十四日
今日の夕方にここ西多摩地域もドッと大雪が降りました。 明日窯の方に車でいけるかな、と心配するほどの勢いで・・。 しかし、面白いほどさっと止んでしまい、すぐにほとんど真ん丸のお月さんが顔を出したので、その変わり様にびっくり。
それにしても今回の雪はきれいでした。おおきな粒なんですけど、とってもゆっくり落ちてきます。なにか生きてるみたいでした。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月十三日
今日は前々からリクエストをしていた「おからコロッケ」を母親に作ってもらいました。
ジャガイモの代わりにおからをベースにし、茹でたニンジン・しいたけ・グリーンピースを加え、しかも衣をつける時のつなぎのタマゴを、豆乳に変えて作ってくれました。 それと今回は衣にお茶の葉を混ぜてみたそうな。
ん〜、これはほんといけます! 豆乳がなんとも効いてて味がある! お茶の葉もいいかんじです。
いい母を持ちました(涙)・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月十二日
今日は平日というのに窯にいろんな方が来ました。 横浜からドラムカン窯で3年も焼いている方々や炭焼き仲間も来て、すごく賑わいました。
ここでやっぱり議論されるのが、いかに通電性にある硬質な炭を焼けるかってことです。 硬い炭がいい炭と言われてますけど、用途によって何がいい炭か変わってきまして、土壌改良には低温で焼いた炭、浄水・脱臭・除湿には中温で焼いた炭がいい働きをすると言われてます。 けどやっぱり、硬質な炭は簡単には焼けないので、その誰でも焼けないってことにみんな魅力を感じて、それを目指しますね。 私もつい人が出来ないものを作りたいと思ってしまいます。 そんな気負いのない炭焼き人に、今日いらした感覚的に敏感な人が行き合ったらしく、すごくいい炭だったと言ってました。「気持ちがこもっていていい炭だった」と・・。
いろんな水の結晶を撮った写真集をみたことがあって、そこでは水に「ありがとう」「ばかやろう」などと紙に書いたり言葉にしたり念じたりして、水の結晶の写真を撮るんですけど、これがおもしろいほどそれを象徴する形をするんです。 「ありがとう」はきれいな六角形の結晶で、「ばかやろう」などは欠けてたり形がバラバラでした。 実際に想いは物の形を変えるんですね。
で、炭の場合は? 想いは炭の質になんの影響があるんでしょう? 目に見えないところの話なのか、物理的に硬質だったり通電性が強かったりするんでしょうか。 ん〜わからない・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月十一日 啓蟄
13日に始まる炭の作品展の案内ハガキがようやくできました。 写真ハガキは頼むと(少ない枚数だと)高くついてしまうので、不慣れなPCで今回は作ってみました。 写真用光沢はがきを使って、竹炭のアクセサリーなどの写真を取り込んで印刷したんですけど、これがなかなか画質が悪い。 安めの家庭用プリンターはだいぶ限度があるってことに気づきました。 やっぱりプロに頼んだ方がいいです。
でも、手作りはおもしろいです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年03月04日(日) |
草食じゃなかったの? |
旧暦二月十日
今日は菜食仲間とおしゃべりしました。 その話の中で・・。 今、世界中で狂牛病などの家畜の伝染病が急激に広まって大変だそうです。 狂牛病とは牛から牛へ感染する伝染病だそうで、その肉を人間が食べても感染はしないのですが、出荷されずすべて殺されているそうです。(昔は出荷してたそうです) また豚・馬・鳥なども加わり、すごい数だそうです。
「牛から牛へどんな風に感染するの?」 「それが牛の骨などを飼料として牛に食べさせてたからなんですって。」 「え?牛って草食だよね?それって共食い・・」
と、元々草しか食べないのに、生産性を上げるためにそんな無理なものを食べさせているようです。 その他に抗生物質などの薬漬けや、大量飼育のための超過密な飼育場所など、原因は幅広くあるようです。 また、遺伝子組替え作物は今や家畜は必ず食べているそうで、そのお肉って影響ないわけないですよね・・。
ある人は「これは畜産動物の人間への無言のメッセージだ」と言ってるそうな。 話を聞くと、今あまりにも大量の食用の動物を飼育しすぎていて、世界的な食糧難の一因になっていたり(1kgの牛肉をつくるのに、16kgの穀物と大豆を使っているようです)、牧場を作るため膨大な原生林を切り、森林破壊にもつながっているそうです。 おいしいから、みんなが食べてるから、ではちょっと済まされない状況に来ているのかな、と思いました。 動物たちに申し訳ないという他に、そもそもほんとに食べてて大丈夫?とも思いました。 植物だから安全とも言えないですけど・・。
なんとも押しつけがましくなってしまってすみません・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年03月03日(土) |
国際交流ワークキャンプ |
旧暦二月九日 上弦
今日は日の出町の知的障害者更生施設「日の出太陽の家」で、国際交流ワークキャンプに午前中だけちょこっと参加しました。 ここはいろんな国の人たちが集まり、世界各地の場所でいろんな活動を通して国際交流を図ろうというところです。 今回は9日間の期間に施設の人たちの交流を深めたり、森林の間伐をしたり、炭焼きをしたり、いろんなプログラムが組まれていまして、今日は山の下草刈りの作業をしました。 私は英語はぜんぜんわからないので、あたふたしてました・・。
日本人だけでもいろんな雰囲気を持った人がいるのに、まあいろんな国の人たちは違ったかんじでおもしろいですね。 肌や目の色や体格のほかに、しぐさや口調なんかも見ててあきないです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月八日
窯の火が止まった次の日は、いつも「ほっと」ですね。
さて、これでアクセサリー作りに力を注げます。 今月の13日から小さな作品展を開くのでがんばります。 いくつかはできてますけど、ぜんぜんレパートリーが少ない・・。
それこそ、ほっと、するものをつくりたいです。
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