おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦七月二十一日
今日は姉の部屋と私の部屋を交換することにしまして、いわゆる引っ越し騒動でてやわんやしてました。 日当たりや広さでお互い同意に至りまして、こんな部屋を取り替えるなんてめずらしいんでしょうけど、気分がリフレッシュされていいですね。 それにしても、家具もなにも一部屋分を隣に移すだけでたいへんですね。 特に私の部屋はいつも散らかっているので・・。 なので、なんと見ちがえたことでしょう〜。
部屋の汚さはその人の心の現れだ、とよく言いますけど、まさしくその通りでございまして、整理しようと思いつつ・・。
これを機に、このすがすがしさを維持していきたいです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦七月十六日 満月
満月ですね。 今夜は曇りで月は見れなかったですけど、昨夜はとっても落ち着く月が見れました。
さて、炭焼きの方は先週火を入れてまして、もうすぐ火が止まります。 なんとも月に一回のペースで焼くのはいいかんじです。
月と竹は密接な関係があると、〈竹のはなし〉月との関係?のところで書いてますけど、これって考えてみたら、地球に住む生き物みんなに言えましたね。 どの生き物も月の潮の満ち引きで体とこころのバランスを取ってもらっているのですね。
人も、女性の生理が月に一回ですし、聞く所によると、潮の満ち引きの差が大きい新月と満月に、いい陣痛が起きて早く出産が進むケースが多いのだそうです。 しかも安産な人が多いそうな。(「出産後の環境」吉村典子 昭和堂) おもしろいですね。
ですので、竹に限ったことでもないのでしょうけど、月を意識して暮らしたいものです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦七月七日 七夕
今日は旧暦の七夕です。
と言いながら、竹の短冊に願いをこめたりしませんでした。 すっかり忘れていたのです・・。
でも、今夜の虫の音はやさしかったな・・。
きっといい日なんでしょう。
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旧暦七月五日 処暑
今日は快晴で気持ちよかったです。 都心では「暑かった・・」かもしれませんが、窯では涼しい暑さでした。
沖縄に行った時、漁師さんが「台風は海をきれいにしてくれる」と言ってましたが、もしかして空気もきれいになるんでしょうか? そう思えるくらい今日はすがすがしかったです。
ちょうど切り立ての竹を割る作業をしていたので、竹の甘い香りもあったからでしょうか。 竹きりでこんなにいい時間を過ごせるなんて、しあわせ者です。
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旧暦七月一日 新月
今日は「西多摩自然フォーラム」の炭焼き定例会がありました。 今回も15人ほど集まり、ドラムカン窯で竹炭を焼きました。
午前中は前回作った竹の炭材をすぐに窯に詰め、火を入れて、午後は次回の人のための炭材を作りました。 ドラムカン窯は約8時間かかるので、当日炭材作りからやるとお昼頃に火入れになってしまい、焼きあがるのが夜中になってしまうので、最近はこうゆう風に効率よい作業になっています。
お昼はキノコ汁、焼きナス、手打ち蕎麦がでて、にぎわいました。 今回は肉魚を入れないキノコ汁を作ってくださって、おいしかった〜。 何種類もきのこが入っていて、北海道の山奥で食べたキノコ汁の味を思い出しました。
天気も薄い雲が張って適度な晴れで、とてもすずしく気持ちよかったです。
〈約8時間で焼けるドラムカン窯〉
〈ご家族での参加で竹割りに挑戦!〉
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旧暦 六月二十七日
どうもだいぶごぶさたしてました。
自営なので、毎日が夏休みみたいなものですが、今週のお盆休みはすっかり体を休めました。 猛暑といえど、ここ多摩地方はけっこう夕立ちなど雨や曇りが多く、そんなに暑い思いはしてないです。 まあ、窯の方は山奥なので、さらに快適なんですが・・。
さて、我が家の玄関にあるサギ草が今、満開です。 直径2cmぐらいの小さな花で、鳥のサギに似ていることからこの名がつけられたそうです。 このサギ草は亡き父が好きだったので、私もとても気に入っています。 父は写真が趣味で、このサギ草も撮って写真が残っているんですが、我が父ながらけっこういいんですよね。(身内びいきでどうも・・) HP上に父の写真館を作ろうと思ってはいるんですが・・、しばしお待ちを・・。
デジカメで撮ったものですけど、でもなかなか父のようにはいかないな〜と思ったサギ草の写真です。
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旧暦 六月十四日
今日の朝方、火が止まりました。 最後は空気を送り込んで、炭火の光で煌々となるので、夜中でも目がギラギラしてきます。 なんて魅力的なんでしょうね。火って。 吸い込まれるようなところがありますよね。 あの世とこの世の境にいる、とか聞きますし・・。 ん〜すぐこんな話になってしまうんですよね・・。
今日はゆっくり眠れます。
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旧暦 六月十一日
新月に火入れしてからかれこれ十一日目。 ゆっくり乾燥していたら、こんなに時間がかかってしまいました。 今日から温度を上げて、炭化が始まります。
今回は少し焼き方を変えていこうと思っています。 もちろん、企業秘密です・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦 六月二十七日 上弦
昨日は夕方から友人の部屋の内装の手伝いをしました。 漆喰を壁に塗るのを、業者に頼まず自分たちでやろうということなんですけど、これがまたおもしろい。 自宅を手づくりで作っていくって楽しいですね。
炭もいたるところに忍ばせることができるので、床下に引いてもらうことになりました。 やはり炭は燃やさずに、こうゆう永遠に働いてくれる用途に使ってくれると炭焼き人冥利に尽きます。
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旧暦 六月一日 新月
今日は遠方からの友達が来たこともあり、ひさしぶりに手打ちそばを打ちました。
ん〜それがあまりにうまくいかなかったので、くやしい・・。 こうなってしまうと、私が納得するまで何回も食べてもらわなくては気が済まない・・となってしまうんです。 まったく「押し売りそば」ですね、これでは・・。
そば打ちは炭焼きの師匠に炭といっしょに教わったのですが、教わりたての時は打ちたくて打ちたくて、よく友達の家に押し入って、板を広げて、部屋を粉まみれにして、いやいや何度も食べてもらったっけ・・。
今回はそれでもちゃんと皆さんたべてもらって、ほんとありがたいです。 でも、また今度おねがいします・・。
さて、今日火入れしました。 今回は新月に間に合いました。 まだまだ確立したものがないので、今回もいろいろ少し変わったことを試してやってます。
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