おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年02月19日(土) |
好評につき、竹酢液セットは正規商品に! |
旧暦一月十一日
「花粉対策セット」と「化粧水セット」はネットショップもさることながら、無限窯商品を置かせていただいている販売店の方も頼まれ、予想よりだいぶ好評なので、正規商品にすることになりました。
スポイト付きガラスびんや、点鼻容器(ボトル本体を押して噴霧するタイプと比べて利便性がすごく良い半面、価格が1桁違います)は、しっかりしたものなので容器代が高くついてしまい、1500円という価格になってしまったので、買っていただけるだろうかと心配でしたが、スポイトで量りやすく、空の点鼻容器はなかなか個人では手に入らないというのがあり、リピーターの方も初めての方もこころよく使っていただけました。
なにより花粉の飛来が本格的ではないにしろ、だいぶ症状が楽になっているというお客さんが多く、安心しました。
そういえばクチコミ投稿サイトを見てつくづく思いましたが、「お客様の声」は載せた方がいいですね。(ようやく思いました・・)
今までなにか自分で作って書いたんじゃないの?と思われるような気がして敬遠していましたが、メールや手紙、口答でたくさんの感想をいただいているので、まとめてみようと思います。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年02月11日(金) |
精製水ってすごい!? |
旧暦一月三日
今回の竹酢液のセットを検討する際に、希釈する水は大事だろうと思い、ネットで調べてみました。精製水、天然水、アルカリイオン水、海洋深層水、へちま水、ローズ水、波動水など、肌につける水だけでもいろいろあるんですね。いくつか取り寄せて、竹酢液を加えて化粧水やボデーローションなどに使って試してみることにします。
希釈した竹酢液を用途別に作って販売する予定はありませんが、どれが相性が良いか情報を提供できたらいいなと思っています。
そんなことで検索をしてましたら、「アットコスメ」という化粧品のクチコミ投稿サイトに行き当たりまして、その中で薬局でどこでも売っている「精製水」が絶賛されていました。
「日本薬局方 精製水」へのクチコミ投稿
日本薬局方とは厚生省の定めた基準のことで、『地下水→RO膜処理2回→蒸留→中空糸ろ過→イオン交換→ろ過→充填』を経た純度の高い無菌の水だそうです。それなのに500ml100円以下という安さなんですね。
それでこのクチコミでは「洗顔・入浴あとは水道水の塩素が肌に残っているので、精製水をコットンなどに浸し、それをふき取るだけで肌が見違えるようにきれいになった」というものが多かったです。そんな水だけでほんまかいな!と思いましたが、3000件もの投稿の多さと内容につい試してみようと思ってしまいました。要は不純物や塩素の多い水道水があまりにも良くないということみたいです。
それに竹酢液を何滴か入れたら、どんなになるんでしょう・・。
姉や母がこのページを読み、さっそく精製水(竹酢液入り)での洗顔後の塩素除去をしてみたら、「うん!これいいかも!これで肌を洗って、その後いつも使っている化粧水や乳液をつければいいんだから、こうゆう竹酢液の使い方もいいんじゃない」と言ってました。
竹酢液は500倍に(お風呂には1万倍に)薄めても効果があるから、精製水でじゃぼじゃぼお肌を洗浄するのに一緒に使っても経済的にもOKだし、肌を活性化させる作用もあるし、良いかもしれないです。 また、弱酸性にするので日持ちが良くなると思います。 これは500倍でいいでしょうね。 花粉症予防の鼻に点鼻するにも安心ですね。
私は男なので化粧水などいつも使ってないのですけど、(いやいや昨今は男もエステに行く時代だし)私自身も美肌を目指して(笑)いろいろ試してみようと思います!
地元の薬局で購入した精製水。500ml 60円でした。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年02月10日(木) |
花粉対策に竹酢液をお試ください! |
旧暦一月二日
今年は花粉がすごく多いらしいですね。 檜原村の窯場は周りは杉だらけでして、ニュースで聞く前から今度の杉のつぼみは多いな・・と昨年秋から思っていました。 そういうことで、使いやすい「花粉対策セット」の竹酢液を作ってみました。
私自身は花粉症ではないので、竹酢液がどれほど和らげるのか実感できず、いまひとつ強く勧められませんが、「炭焼き人に花粉症はいない」と言われていまして、毎月炭焼きの煙(=竹酢液)を浴びているから私は花粉症にならないのかとも思っています。 また、うちの家族もみんな花粉症ではないのですが、炭焼きを始めてから7年間ずっと竹酢液入りのお風呂に入っているからかもしれません。
ん〜商売っ気のある話を日記では珍しく書いてます。 まったく本業なんだから、これからもっとプッシュしよっと・・(笑)。 ということで、一度無限窯の竹酢液をお試しください!
竹の器に竹酢液を入れてみました
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年02月09日(水) |
「月と植物」がテーマの「現代農業3月号」の紹介 |
旧暦一月一日 新月
今年二度目の「明けまして」です。 中国では旧暦の元旦の今日はいろんな祝い事が多いみたいですね。 日本も何かないのかな?
話は変わりますが、農業関係の月刊情報誌「現代農業」(農文協)の今月号(3月号)は「月と農業」が特集で面白かったですよ。
「満月に種をまくと元気に育つ」「大潮に害虫の駆除をすると効果的」「満月にはチッソを、新月にはリン酸を」など興味深い話ばかりでした。
他にも、月と太陽の暦制作室の志賀勝さんや新月の木国際協会の増田正雄さんの記事もありました。
そういや、2/6に放送したテレビ朝日の「素敵な宇宙船地球号」という番組で、「月の魔力が森を救う〜新月の木のミステリー〜」というテーマで増田さんやエルヴィン・トーマさんたちが紹介されていました。
ラッキーなことにたまたまテレビをつけたらやってたんですよね。ここで、新月の前後の時期の闇夜に伐採すると持ちの良い木が取れるという「闇伐り」が、奈良県吉野地方で昔から行われていた、というのも紹介してました。ん〜新月の闇夜か〜、真っ暗じゃないですか!やってみたいけど街中の竹林だと無理かな・・。でも、いつかやってみたいです。
天体と生き物の精神的・物理的関係って、これからどんどんわかっていくのでしょうね。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦十一月二十一日
新年明けましておめでとうございます。 昨年はたいへんお世話になり、誠にありがとうございました。
昨年は1基目の窯を焼きながら、2基目の窯を作っていましたが、結局2基目は完成せず、窯づくりは春の雪解けから再開することになりました。 まいどゆっくりとしたペースで事が進んでいますが、私なりに心を込めて行っていきたいと思います。
竹のしなやかさ・力強さに習いながら、より良い竹炭・竹酢液を目指して行っていこうと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
私が伐採した竹に新春の花を生けて頂きました
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦十一月一日 新月
ちょっと間を置いたと思ったら、もう2ヶ月日記を書いてませんでした・・どうも・・。
今日から火を入れます。もうだいぶ檜原村も寒くなってきていますので、気を引き締めていこうと思います(というか、寒いから嫌でも引き締まるか・・)
さて、昨日は竹きりをしました。 今回も一人で手ノコでこつこつと伐採したのですが、幸いとてもいい天気だったので、ぽかぽかの日差しの中で気持ちよく竹をいただけました。 下弦〜新月の期間に伐採したので、次回の火入れがまた楽しみです。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦八月三日
先日の夕暮れ時、友人と二人で窯場の川の近くで話をしていた時のことです。
「バタン!!」
突然、車の置いてある方向から、ドアを強く閉めるような、すごく大きな音がしました!
「え?いまのなに!?」
ここは山の中、私たち以外に人は誰もいなかったのです。 不審者?いや気配はしなかった、怪奇現象?おばけ?まさか・・、いやいやもしかして器用なサル?まさか、ドアを開けるかもしれないけど、わざわざ閉めるか?しかも強く・・。
「奇怪な・・」
友人とビビった顔を見合わせながら恐る恐る車に近づいてみると、車の下に毛並みを乱したキジがいました。 私たちが近づいたら、テクテクとゆっくりと歩いて逃げていきました。
もしかして、と車をよく見ると、ドアの隙間に羽が! しかも、キジが羽を広げた状態の形の水滴がドアに・・。
後日、再現するために撮った写真なので水滴はないです
「あぁ、キジが車のドアにぶつかったのか・・」
ようやく状況が飲み込め、怪奇現象じゃないことに安堵したのですが、なんとも間抜けなキジですねー。 幸い、歩けるくらいだから打撲くらいで済んだのかなと思います。
キジからしてみれば、「こちとら鳥目なんでぃ、同系色のものなんかこんなところに置くな〜!」と言いたいところなんでしょうね。
そういや、私らのほうが不審者か・・。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2004年10月12日(火) |
おそるべし!ハチとり器! |
旧暦八月二十九日
今月7日に実家に戻って見たNHKの「難問解決!ご近所の底力」というテレビ番組で、スズメバチを捕まえる「ハチとり器」なるものを紹介していました。
それはペットボトルの上部に1.6cm角の穴をあけ、中に『酒1升(1.8L) 、酢600cc、砂糖750g(10本分の分量)』の液体を入れて、手の届かない日陰に置くだけの簡単な作り。 それで「ゴキブリホイホイ」のようにスズメバチだけがその中に集まってしまうのだそうです。1本に30匹くらい捕まってましたよ。ハチも恐ろしいけど、「ハチとり器」も恐るべし! 来年はやってみようと思います。 ただ、番組に出ていた方も「スズメバチは害虫だけではなく、虫などを食べてくれる益虫でもあるんですよ」とおっしゃっていた通り、あまり無碍にもしたくないですね。 詳しくはこちらへ↓ 「難問解決!ご近所の底力」住宅地に来襲!スズメバチ 「ハチとり器」の作り方
それが昨年、無限窯の窯場の仮眠小屋が完成早々、屋根裏にスズメバチに巣作られて一騒動ありました。 騒動と言っても、一人しかいないので一人で騒いでたのですが。 すごく怖かったので、役所から宇宙服のようなハチ用防具を借りてきて挑むことに・・。
ほん〜と怖かったです。親バチがいないところを見計らって恐る恐る屋根裏をこじ開けて見てみると、巣を発見! 暗闇の中、ライトを照らしてよーく見てみたら、こんな に小さいのですよ。その小ささに呆気に取られました。
初期の初期の巣だったようで、巣の壁が一層だけでした。 よく見たらきれいな模様ですね。これは土が原料のようで、土を使って窯を作る私としたら、とても好感が持てました。 でも、スズメバチには悪いですが、来年は「ハチとり器」を使わせてもらおうと思います。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦八月二十七日
西多摩地方は今回の台風の被害がありませんでした。 それでも窯場のそばの川はすごく増水しました。 普段はこの5分の1くらいですかね。
いつもの事なのですが、このくらい増水すると窯場までの林道がプールの滑り台のようなかんじになってしまいます。
これでわかりますか?道一面、水が流れてます。 わ〜と楽しんでいられるのは今の時期ぐらいまでで、真冬になると凍結してえらいことに・・。 その反面、カニがたくさん出てきたり、空気が瑞々しくなったり、うれしいこともあります。もちろん食べるわけではないですよ(食べれるみたいですが・・)。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2004年10月06日(水) |
ほっさわの滝の近くへ |
旧暦八月二十三日
檜原村の名所のひとつの「ほっさわの滝」の上流の山奥に「峠の茶屋」というお店がひっそりとあるのですが、そこの清水を汲みに早朝の暗いうちから行ってきました。
建物はこの一軒だけで、他は木と道しかないところでして、滝の音が聞こえ、一部見晴らしのいいところもあって、気持ちのいいところなのです。
日の出を拝もうと待っていたら、東方面は木に囲まれていて、あー残念と思ったのですが、意外と木の隙間からすごくきれいな木漏れ日の出が見れました。
日が昇る瞬間は屈まなければ見れず、まるで窯の小さな口から煌々と光る炭火を見るような、そんなかんじでした。
これはその後だいぶ上ってきてからの写真です。
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