引っ越して2ヶ月、やっとビデオレンタル屋の会員になりました!
最寄の店が、店舗縮小でほとんどDVDしか置いてなくて、メジャーで 面白くない作品ばっかり置いているので、ちょっと遠い店で会員に。 こっちは、結構使えそうです。
セルジュ・ゲンスプール監督作品が、他店より明らかに充実していたのが、 なんだか意味深。需要が多いのかしら。
ゲンスブールは、フレンチロリータ界の妖精、シャルロット・ゲンスブール の親父なんだけど、娘相手にムニャムニャしちゃうような映画、喜んで撮ってる ようなホンモノなので。
「夢見るシャンソン人形」作ったのもこの人。 マジ、ロリータ好きなんだよね。 映像のセンスもあるし、女の子も可愛いので、私は好きですが。
その他も、ちょっとマニアックな作品が揃ってましたね。 香港映画の品揃えがイマイチなのが、ちょっと残念でしたが、 寺山修司の映画が、4本も置いてあったのには吃驚。
ずっと探してた、「上海異人娼館 チャイナドール」を借りる。 ピーターが女装して出演してますが、エライ綺麗だ。 山口小夜子も綺麗。でも映画自体は大したことないですが。
駅からちょっと遠いのが難ですが、あれだけの品揃えなら、 色々探していた作品が見つかりそうで、楽しみです。
みなさんは、初めて買ったCDやカセットやレコードを覚えていますか。
私は、小学校1年生の頃に買った、チェッカーズのファーストアルバムカセット。 …カセットですよ。A面B面。時代が偲ばれますね。
先日そんな話を妹としておりまして。 妹が初めて買ったのは、光ゲンジのファーストアルバムカセットだそうです。 そういえば、よく姉妹揃って聴いてたな。
光ゲンジといえば、デビュー当時から物凄い人気でしたね。 当時私たちは小学校低学年でしたが、学校の女の子はみんな光ゲンジ好きで、
光ゲンジファンにあらずは、人にあらず
くらいの勢いで、猫も杓子もガラスの十代を歌い、ローラースケートを練習 したものです。
隠れキリシタンならぬ、隠れチェッカーズファンの私も、一般教養として 光ゲンジもきっちり抑え、ローラースケートで走り回っていましたね。
ちなみに妹は一番人気のカー君こと、諸星ファン。 私は、最年長の内海君や、海老グラタンが大好物の山本君が好きでしたが、 そのラインはマイノリティーだったらしい。
デビュー時の光ゲンジは、飛鳥涼が楽曲提供をしていて、歌唱力はともかく 名曲が多い。今でもファーストアルバムの曲はほとんど歌えるし。
「RAINY GIRL」という、淡い男の子の恋心を歌った曲が 特に名曲でねえ。切なくて甘酸っぱい詞がよかった。 「Graduation」も、卒業シーズンによく歌ったなあ。
1曲目に入っていた、「THE WINDY」 という曲は、間奏部分で 早口言葉(?)が入るんですが、試しに歌ってみたら、未だに覚えてました。 凄えな、自分。
私たちは姉妹ともに、あまり熱心なファンではありませんでしたが、 中学くらいまでは、クラスに一人は必ずいたよね。熱狂的なジャニーズファン。
中学の頃、凄いスマップファンの子がいて、ルーズリーフに スマップの曲の詞を全部手書きで清書して、曲名順にファイリングしてた。 下敷きもスマップ。夏に持ってくる団扇も、当然スマップ。
…女の子なら、深さの差はあれ、ほとんどの人が一度は通る道なんだろうね。
「きみはペット」が脳内大ブーム。
年甲斐もなくお恥ずかしい限りですが、久々に嵌りました。 原作の漫画も、既出分、全部買っちゃった…。馬鹿丸出し。
原作の方が面白いなあ、やっぱり。 そうそう!! って部分が多くてね。最中にこむら返りとか。
妹と2人、黙々と読み漁っております。 そして顔をあわせては、ペットが欲しいと言っております。 妹は、「やっぱり高校生あたりで…」と、犯罪スレスレの 独り言を呟いております。やめて。
姉妹揃って現実逃避中。嫌なオタク姉妹だわ。
日テレの「きょうの出来事」を見る。
イラク戦争の現地取材を行っていた、佐藤和孝さんと山本美香さん が、無事帰国したとのことで、番組でイラク戦争の特集を組んでいました。
戦渦の只中で、ジャーナリストという立場の人間が体験した ありのままの状況を切り取った、画像も荒く、構成もない、 荒削りなレポート映像を見ていたら、やりきれない気持ちになりました。
近年の戦争では、情報操作も重要な作戦の一つであり、今回の戦争でも アメリカもイラクも、厳しい報道規制を敷き、自国に有利になるような映像 ばかりを、競ってプレス達へ撮らせようとしていました。
爆撃を受け倒壊した家屋や、血塗れの一般市民。 圧倒的な戦力の差の前に命を落とし、ゴミのように放置されたままの兵士の死体。 フセインの像を倒す市民たちの姿や、ブッシュに感謝しフセインを罵倒し 略奪を繰り返す市民。
作為的にせよ偶発的にせよ、すべては事実でありながら、真実の一部で しかなく、客観的な視点から総合的かつシンプルな判断を下すことは、 不可能に感じました。 私たちが目にした戦火の様子は、現地にいるジャーナリスト達によって 齎されたものでしたが、戦争の現場にいて生命の危険に晒されるといっても 当然のことながら、イラクにいる一般市民の人々と同じ視点では、この惨状を 捉えられないと思います。
ただ、ロイターの特派員がアメリカの攻撃を受けた映像は、ジャーナリスト の人々が体験したもっとも生々しい戦争の姿が、そこにあったように感じました。
爆音に、あつまる各国の報道員たち。 なにが起きたのか、「攻撃されたらしい」「アメリカが?」少ない情報から 現状を把握しようとしながら飛び込んだ、ホテルの室内。
粉々のガラスの破片の中、血塗れで倒れるロイターの報道員。 飛び交う怒号。みんなで負傷した報道員を担ぎ上げ、運び出す。 ベランダには、カメラマンの死体が、襤褸切れのように倒れている。
カメラは女性の山本さんが持っていたようでしたが、パニックに陥り 悲鳴を上げ、涙が止まらず、佐藤さんに「泣くな!」と怒鳴られ、 しゃくり上げながら、彼女は「畜生!」と罵倒していました。
何故、彼らが攻撃され死ななければいけなかったのか。 つい先刻まで話を交わしていた隣人が、絶対的な力の前に、なんの理由もなく あっけなく命を奪われる現実。
血塗れの揺り籠を指し示し、その中で眠ったまま爆撃に吹き飛ばされ 死んだ赤ん坊の話を、繰り返し繰り返しカメラに向かって怒鳴り散らしていた イラク人のおじさんと、彼らはその時初めて同じ視点で戦争を見たのだと思う。
イラクを解放するという、ブッシュの判断が正しいのか誤っているのか、 そんな客観的な判断は、戦争の中には必要ないのではないか。
親しい友人や家族や恋人が、本人にそれだけの理由もなく殺されれば、 誰だって殺した相手を憎むでしょう。 国家の再建という大局の中で、それがやむを得ない死だったと説明されても、 憎しみや遣り切れなさが消える訳ではない。
戦争は個人同士の感情の衝突ではなく、国家という大きなカテゴリーの問題 だと思っていましたが、ちっぽけで極々平凡な一般市民が、親しい人々や 自分自身の命を、突然理不尽な理由で失うことで、憎悪を募らせていくような そういった非常に身近で、ある種利己的な部分の問題なのだと思います。
どんなに戦場の惨状を見ても、実際に身近な人が殺され、自分の命が 危機に晒されなければ、戦争を体験したことにはならない。
大切な人を殺した奴らが憎い、いつか復讐を、といった根深い憎悪を 生まずに戦争をすることは、結局不可能で、その現実が変わらない限り、 戦争による問題解決もまた、絶対に不可能なのだと思う。
大切な人を殺されて、自尊心を踏みにじられ、そういった屈辱や憎悪を 全て許容して、戦争のない平和な社会を、などとは、なかなか言えない。 日本に安穏と生活している以上、戦争についてあれこれ偉そうに言う 資格は、誰にもないのかもしれません。
今年のゴールデンウィークは、お天気がいいですね。 真夏のような日差が、虚弱な私には、滅法辛いですが、 絶好のお散歩日和なので、連日テコテコ歩き回っています。
自他ともに認める運動音痴というか、運動神経がないと 言っても過言ではないほど、身体を動かすことと縁遠い私ですが、 歩くことだけは好きです。よく歩くし速度も速い。
女の子と一緒に、いつものペースで歩くと、大抵相手が 息切れして遅れ気味になって、速過ぎると言われる。
ただ、歩く姿がペッタンペッタン、サカサカサカサカといった 擬音で表せそうな格好悪い姿勢なのが、チョット恥ずかしい。 靴底の減りも早いし、変な癖がついているし。
最近は一日中座りっぱなしのオフィスワークなので、 足腰もすっかり弱ってしまい、昔ほど長い距離は歩けなくなりましたが、 片道4キロくらいなら、余裕で徒歩移動圏内。
東京の中心部は、駅と駅の間隔が非常に短いので、一駅分 歩くのも、時間にそれなりに余裕があるなら、大して苦にならない。 知らない道に迷い込んでしまって、コンビニで地図を確認しながら 散歩するのも、結構面白いし。
電車や自動車の車内からは見えない、新しい発見があったり、 気になる場所でふと立ち止まってみたり、新鮮な驚きがあって、 なかなかいいものです。
先週に引き続き、今週もシネパトスへ。 本日は、香港の前衛映画といえばこの人、王家衛監督の「ブエノスアイレス」
ウォン・カーウァイ監督といえば、映像はクリストファー・ドイル。 発色が独特で好き。特に青赤黄の発色が凄く綺麗。 それまでカンフー一辺倒で、どこかダサかった香港映画のイメージを、 若い女性に受ける、お洒落なイメージに換えた功労者。
で、「ブエノスアイレス」といえば、同性愛を扱った衝撃作。 のっけから、白ブリーフ一丁のレスリー・チャンとトニーレオンが、 もう鼻息も荒くキスして弄りあっていて、生々しいっつうかなんていうか…。
トニー・レオンは、手が泳いでたり若干腰が引け気味なんだけど、 レスリーが、超ノリノリに見えるのね。
公開当初も渋谷に見に行ったんですが、この初っ端の映像に、まだ若かった私は 大変な衝撃を受けまして(そりゃそうだ)、その後の話の内容なんて 吹っ飛んじゃって、半分くらいしか判ってなかったのね。
内容としては、掻い摘んでみると、ゲイの香港人のカップルが、 アルゼンチンのブエノスアイレスで、だらだらとひたすら喧嘩して仲直りして、 でも結局、常識派の彼の方が面倒くさくなっちゃって、全部放り投げて 逃げちゃった。といった按配。うん間違ってない。
なんでトニーはこんなにハッキリしないんだろう なんでレスリーはこんなに我儘なんだ、これじゃあ只の嫌なヤツじゃないか
と、20歳の私には、寄ると触ると喧嘩してすれ違ってる2人の姿や言動は、 ちょっと理解不能で、釈然としなかったんだけど。
あれから5年。伊達に私も年を取った訳じゃなかった。 地球の裏側、故郷から遠く離れた異国で、なんの確定された未来もなく、 不安や虚しさを抱えて生きている2人が、自分の中の空虚を、身を寄せ合う ことで、仮初に埋め合わせていくような、刹那的な関係。
自分のことで精一杯な人間的な弱さと、それでも時には、傷ついた愛する人を 一生懸命慰め、癒そうとする姿に、切なさが込み上げてきて、5年前には 見えなかった2人の姿が、今は確実に見えてきたように感じました。
で、レスリーが、自由奔放で我儘で無邪気で、でも何にもできない男を 演じていますが、もう可愛いのなんのって!!!
もうあまりの可愛らしさに、胸キュンの連続ですよ。 無職のくせに料理も出来ないし、本当に役立たず。しかも我儘で気に入らない ことがあると、プイッと出て行っちゃうし浮気はするし、何様だ!!と、 胸倉掴んで引き倒したくなるようなヤツなんですが。
超・小悪魔ちゃんキャラ全開。
レスリー、当時40前後なんですけどね。 両手を怪我して、包帯でグルグル巻きにされれば、子犬のようにだらしなく テーブルについて、「次は鳥が食べたい」とか言って、トニーに箸で 食べさせてもらうのですよ!!
トニーが風邪で寝込んでいれば、そっと寄っていって、 「もう2日もご飯を食べてなくて、お腹が空き過ぎて死にそうだ」 って、病人叩き起こして、ご飯作らせるんですよ!!!
そんなオネダリの数々に、トニーは翻弄されっぱなし。 でもぶつぶつ文句言ったり時々キレながら、なんだか幸せそう。いいなあ。
自分にはない奔放さと無邪気さに惹かれて、愛しているから自分だけ見て欲しくて、 でも束縛されてくれない奔放さに苛立って。一種のパラドックスに陥るトニー。
奔放に振舞っても、愛され赦されることを当然と捉えていて、 トニーの苦しみを最後まで理解しようとしなかったレスリー。 全てを失って、初めて自分の中で、彼の存在のがどれだけ大きかったかを 思い知っても、すれ違い綻びてしまった2人の絆は、修復できないまま。
アルゼンチンタンゴの、もの悲しい旋律が、フランス映画のような アンニュイで救いがない雰囲気に嵌っていて、否が応にも盛り上がる。
こういう交錯する恋愛の機微、というのを理解できるようになったなんて、 5年の間に私も大人になったんだなあと、感慨に耽ってみたり。
なくて七癖。なんて諺もありますが。 人間誰しも、自覚無自覚に係らず、なんらかの癖があるものですね。
癖というのは、いつの間にか身についているものですが、 ストレスなどのマイナス要素から発生するものも多い。
例えば、髪をしきりと触る癖。 女性に多く見られる癖ですが、これは不安を感じたり自信がない場面でよく表れる。 髪以外にも、不安を感じると、身体の一部を触る癖は多いですよね。 鼻を触ったり、腕を組んだり撫でたり。耳たぶを触る人もいた。
俗に悪癖と言われるもので、爪噛みがありますが、私はこの癖がある。 不安になったりイライラしたり、ストレスが溜まった時に無意識に出ますが、 精神状態が不安定な時期が続くと、爪がガタガタになって、血が出るほど深爪に なるまで、ずっと噛み続ける。
幼稚園から高校くらいまでは、この癖が酷くて、よく母親に叱られたものです。 大学生頃からは、爪の形も気になるし、自分でも噛まないよう意識するように なって、随分治まってきましたが、今でもストレスが溜まると噛んでしまう ことが時々ある。
興味深いのは、私の妹も爪噛みの癖があるのですよ。 だから姉妹揃って、爪が深爪。
妹も、幼稚園から高校くらいまでがピークで、大学に入った頃には 落ち着いてきたらしいのですが、今でも精神的に追い詰められると出るらしい。
その他にも、妹と共通の癖がもう一つ。うつ伏せ寝。 布団を身体に巻きつけるようにするので、身体全体が布団にガードされるし、 顔も枕と接しているので、非常に安心感があって、寝やすいんですが、 習慣がない人には、非常に寝にくい体勢らしい。
腹を下にして寝るのは、野生動物に見られる寝方で、敵が睡眠中に襲って 来ても、すぐに逃げられるためだそうですが、姉妹揃って野生って…。 人間でうつ伏せ寝の場合は、自己防衛本能過剰 だと、なにかで読んだし。
癖も、生活環境が同じだと伝染するんですかね。 というか、実家の環境に問題があったのか…???
謎は深まるばかり。
水曜の晩、きみはペット を見ながら、独り身悶える。もぉ〜。
なんなんですかっ!!
登場人物の男性陣が、老いも若きもみんな可愛い。
そこはかとなくヘタレてて、非常に愛らしい!! くは〜っ。
田辺聖一の、デキる男のはずなのに、頼りなさげで単純そうなお馬鹿っぷりと、 嵐松本の、計算ずくのちょっとブラックなブリッ子に、真っ正面から戦いを 挑まれてますよ! チワワを抱えた長塚京三も、ラブリー。
か〜わ〜い〜い〜。(←鼻にかかった発音および平坦アクセントで!)
小雪も、今までピンとこなかったんだけど、このドラマの スミレちゃん役では、凄く好き。可愛いなあ。うん。みんな可愛い。
昨日の放送の最後、モモが寝ているスミレちゃんにチュウするシーンなんか、 可愛らしすぎて、もう枕抱き締めて悶絶ですよ。
「ヤベ、止まらないかも…」なんて、可愛いこと言ってんなよ〜っ!!!
非っ常に、私の煩悩のストライクゾーンを、的確に深く抉った一言でした。 ああそうさ、判りやすくて結構。どうせ底の浅い人間さ。(開き直り)
この科白で、私はこのドラマを最後までビデオに録画してでも見届けることを 決定いたしました。もう離さない。
それにしてもこのドラマって、松本ファンはともかく、20代以上の働く 女性以外に面白いと思う人がいるんだろうか…。随分ピンポイント攻撃だね。
ちょっと興奮(?)し過ぎて寝付けなかったんで、そのまま深夜番組を。 所ジョージの番組を見ていたんですが、ちょうど 中川家 が出演。
ちょっと、兄!! 可愛らしすぎ!!!
どうしたっ!?凄くプリチーなんですけど。いやマジで。 在りし日のウッチャンを彷彿とさせる、あのルックスはなんなの!! いつもの如く、ほとんど喋らないんだけど、思わず凝視。 あんなに可愛かったっけ? 凄いよ。どうしよう。
そんな訳で、私の脳内ランキング3大可愛い男は、 中川家〈兄〉、内村光良、レスリー・チャン に決定!!(若い順で)
…ちょっと冷静になろう。うん。はしゃぎ過ぎだ。
2003年04月30日(水) |
メンタル・バイオリズム。 |
プチ鬱期に突入中。
常に脳内アドレナリン垂れ流しで躁状態、年中無休でハイテンションと あまり親しくない人々には思われがちの私ですが、人並みに落ち込むこと だってありますわよ。
つうか、根本的性格は、感情の起伏が激しく根暗で悲観的なので、 普段明るくしようと心がけている分、躁鬱の幅が大きく、ちょっとしたことで、 ウジウジと、かなり鬱陶しく鬱状態になります。
もう、全身を襲うこの倦怠感はなんなの!! 起き上がるだけで、だるいわ気持ち悪いわ、腕を上げるだけでも億劫。 考えても仕方のないことばかり気になって、解決策がなかったり 踏ん切りが付かないことを、エンドレスでぐるぐるぐるぐる悩んでみる。
非ッ常に非生産的かつ、精神的消耗ばかりが激しい時期なので、 なんとかしたいんですが、なんともならないね。やっぱり。
天気が悪いとか、そういう些細なことも更に気持ちを沈めるのよね。
とりあえず、大人しく嵐が過ぎるのを待ちます。
今日は みどりの日。国民の祝日です。
一定年齢以上の人は、4月29日が昭和天皇の誕生日だということを、 当然知っていますが、(16年前までは、天皇誕生日だったし) 平成生まれの子供の中には、知らない子も多いんだろうな。
ところで、なんで「みどり」なんですかね? ちょうど新緑の季節だからか?
確か、平成元年に「みどりの日」が制定された当初は、 「激動の昭和という時代を記念して」 とかなんとか、 言ってたような気がするんですが。「みどり」関係ないし。
まあ、昭和天皇といえば、それまでの天皇制のあり方を覆して、 「現人神」から「象徴天皇」になった方で、非常に微妙な部分も多く含んで いるし、各方面を刺激しないためにも、「時代の象徴・昭和天皇の誕生日」 って図式を、あんまり全面に押し立てて盛大にお祝いするのも、 憚りがあるんでしょうかね。
色々調べてみたところ、「みどりの日」のオフィシャルな内容としては、
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」
という、判ったような判らんような説明が載っておりました。 あくまで、法の上では、昭和天皇は関係ないらしい。
ちなみに、明治天皇、大正天皇、昭和天皇、といった呼称はあるが、 「平成天皇」という呼称は、正しくないのを、ご存知?
あれは、天皇が崩御された後(=退位された後)の呼称なので、 ご存命中(=在位中)は、「今上(キンジョウ)天皇」 が正解。
皇室独特の行事や、皇族の方のお名前や幼名って、若い人では、 意外と知らない人、多いのね。 一応日本の象徴、と謳ってるんだから、右とか左とか、思想的な問題に 関係なく、もうちょっと、みんな知っててもいいと思うんだけど。
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