■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2003年08月16日(土) 初体験。

 ゴルフを始めようかと思います。

 運動不足&体力不足で、肩こり腰痛肥満が相変わらず進行中なので、
体質改善のために、なにか運動を始めようと、常々考えていたのですが。

 知り合いの方々が少し前からゴルフを始めて、週に1度、
打ちっ放しで練習していらっしゃるので、同行するついでに、
私も始めてみようかな、と。

 幸い、クラブも貸してくださる優しい知人がいらっしゃったので、
揃えるものは、運動に適した服装と運動靴くらい。

まずそれが買い揃えないとない、という時点で、どれだけ運動しないかが
判るというモンですが。
グローブは、プレゼントしていただきました。
なにからなにまでスミマセン。本当に。


 で、生まれて初めてゴルフクラブを握りしめ、練習してみたのですが。

面白いよ。ゴルフ!!!

 運動神経が限りなくないに等しい私ですら、ボールが当たれば
多少なりとも飛ぶんだから、そりゃ嬉しいわな。


 とにかく、体力筋力がないので、ちょっと練習しただけで、
腕や腰の筋肉がビシビシ張るので、少しずつ練習して、筋力も
つけてくか、と俄然やる気です。

 未だかつて、運動に対して私がこんなに前向きに取り組んだことが
あっただろうか。いやない。(反語)

 
 そんな訳で、これから暫くは、私のゴルフブームは続きそうです。
どんどん趣味がオッサンオバハン化しているのだけが、目下の悩みだわ。



2003年08月15日(金) あの夏を忘れない。

 今日は、58回目の終戦記念日だそうです。

 終戦から半世紀以上経った今、戦争を鮮明に
記憶している人も随分少なくなり、毎年のように
この時期には、戦争関連のテレビ番組が放映される
ものの、無残で惨めな敗戦の傷跡を、今の日本人の
生活の中に見出すことは、難しくなっています。

 
 勿論私も、戦争も戦後の貧しい日本も知らない、
豊かな時代に生まれ育った日本人ですが、この時期になると、
小さかった頃のことを、時々思い出します。

 田舎では、ほとんどの家の玄関先で見られた、お盆の
迎え火や送り火とか、祖父の家の物置に捨てずに
とってあった、満州から引き揚げ時に、唯一持っていた
古ぼけたトランクとか、戦死した人の名前を書いた灯篭が、
たくさん川に流れていくのを手を合わせて見ていたこととか、
戦争を直接知らなくても、今よりもずっと身近に、
戦争の影があったような気がします。


 あと20年もすれば、戦争を体験した人もほとんど
いなくなってしまいますが、そうしたら今以上に
何かが変わってくるのでしょうか。


 時は流れ、人の考えも変化していくものだから、昔のことに、
いつまでも同じようには拘っていられない、と思う反面、
時代が多少変わっても、なかなか改善されることのない
人間の愚かさを思い知る教訓として、伝えていくことも
とても大切なのかもしれないと思います。



2003年08月14日(木) 青春偶像。

 先週話していた、高橋良明君主演の、「オヨビでない奴!」ですが、
早速、某筋から、DVDを貸していただきまして、第6話まで鑑賞。

 うおー、懐かしい!! 所ジョージがメッチャ若い…。
高橋良明が、「うちの子にかぎって…」シリーズでブレイクして
脚本も同じ遊川氏ということもあり、中学の同級生役の男の子に、
「うちの子〜」で見慣れた子が何人か。
この頃って、小〜中学生メインのドラマが流行った時期だったから、
あの年頃の子役の子達って、結構需要があったのよねえ。


 考えてみれば、植木等の「スーダラ節」を歌えるのも、
「無責任男シリーズ」を知っているのも、この番組が
キッカケだったな、と感慨深く思い出しました。ある種の、私のルーツだ。

 しかも、舞台が吉祥寺だったのね。このドラマ。
静岡のド田舎に住んでいた、当時小学校3年生の私は、
そんな地名も知らなかったけど、9年後には、その吉祥寺にある
大学に通うんだから、なんだか浅からぬ縁を感じるってものよ。本当に。


 高橋良明、当時15歳らしいけど(ドラマでは中学2年生の役)、
ホント格好いいわ。自分の好みの原点を再確認したわ。奴が原点だ。

 ニパッって感じの、ちょっとワザとらしい笑顔もアイドルらしくていいが、
もとの造作が好きなタイプである分、真剣な顔や、ちょっと眉を顰めた
不機嫌そうな表情が、えらくツボ。


なんか、この頃のドラマを色々見たくなってきたよ。
「ウチの子にかぎって…」「パパはニュースキャスター」
「同級生は13歳」「ママはアイドル」
あたりは、
かかさず見てて、すごく面白かった記憶があるんだよねえ。
田村正和と所ジョージは、何気に出演率高かったなあ。



2003年08月12日(火) 失速。

 月曜から、日付が変わる直前まで飲んでいたせいか
週初めだというのに、早くも失速気味。
どうにもこうにも身体がダルイ。

 それにしても、昨日のお酒は美味かった。
大分の「閻魔」という麦焼酎を、
丸い大きな氷の入った、大ぶりのコップでロックで。

 肴は、ホヤ、茶豆、鰻の白焼き、冬瓜の煮物、豚の角煮。
白焼き、冬瓜、角煮は、私の好きな肴ベスト3だね。

 ホヤは、貝に似た、海に住む殻つきの軟体生物。
酸っぱいような、独特な臭みがあって、かなり癖の強い
味がするので、好き嫌いが別れそう。
日本酒や焼酎にあうので、私は嫌いではない。

 
 やっぱ、和風の肴で日本酒か焼酎のロックが、
いちばん落ち着くねえ。飲みすぎると次の日辛いけど。



2003年08月10日(日) 二丁目の情事。

 台風一過、見事な晴天。
洗濯機フル稼働で3度の洗濯を終えて、
午後に、妹と新宿へお買い物へ。


 夏物バーゲンはほぼ終わっていて、早くも秋物ばかり。
あんまり買うものもなくて、一通り見て廻った後、
ランチでよく利用する、新宿2丁目のタイ料理屋さんで、食事。
店員さんが全て向こうの方で、本場の家庭料理っぽい
素朴な味が、お気に入り。物凄く辛いんだけど。


 ところで、ウチの妹は新宿2丁目は初めてだったようですが、
やっぱり一般的なイメージとして、あの周辺は、
ソノ手の方が多い、という印象が強いようで。

 会社が2丁目にある私としては、綺麗なのに妙に
声が野太いオネエサンとか、腕を組んで歩く、ちょっと
小奇麗な男の子とオッサンとか、確かに見かけないことは
ないものの、まだまだ薄明るい午後6時、そうそうタイミング
よく遭遇はしないだろうと思っていたのですが。


隣席の男性2人連れが、酒の勢いで痴話喧嘩してました…。


 ラフな服装の格好いいオニイサンと、ガタイのいいオジサンという
組み合わせだったので、仕事の打ち合わせかな、とも思ったのですが、
(あの界隈は、ちょっと堅気っぽくない見掛けのリーマン率高し)
興奮すると、微妙に オネエ言葉 が混ざるんですよね。


 広くはない店内、しかもお客さんは3組のみ。
お酒が入ると自然と声も大きくなるから、隣の席だと会話も丸聞こえ。
どうやら三角関係の縺れらしい。大変だ!

 ひとしきり揉めていましたが、なんとか話はついたらしく、
仲良くお互いの腰を抱いて、タクシーで夜の街へ消えていきました。
人事ながら、丸く収まってよかったと、妹とそっと微笑みあう。

 なんか、ああいうオニイサンが妬いてキーッ!!って怒る姿は、
凄く愛嬌があって、憎めない感じで可愛らしい。

 私も見習いたいもんだ。



2003年08月09日(土) ビーシャビーシャ。

 台風で凄い暴風雨の中、赤坂ACTシアターまで行ってきました。

「VLLA VILLA(ビーシャビーシャ)」http://www.ints.co.jp/villavilla.htm

 アルゼンチンで生まれ、ブロードウェイでも公演された
一風変わったミュージカル。

 テレビでも頻りと特集を組み、派手に宣伝していますが、
ワイヤーで吊るされたパフォーマー達が、壁を駆け回り、
時にオールスタンディングで見上げる観客の間に降り立ち、
天井から大量の水が観客にも降り注ぐ。
観客と出演者が一体となる、興奮のパフォーマンス。


 パフォーマンスは、文句なく凄かった。
鍛え上げられた肉体と、スピード感溢れる動き。
時々見せる緩慢な動きも、緊張が身体の細部まで
行き届いているのが、離れた観客にも伝わってくるようで、
あっという間の90分。


 ただ、素直に凄く面白かった、とは言えない印象があるんだよなあ。
確かに楽しかったんだけど、あれだけのパフォーマンスなら、
観客次第で、もっともっと楽しめたんじゃないか、と思ったのね。

 観客参加型、という触れ込みだったので、お客さんは
ライブなどのイベントに慣れた若い人が多いのかな、と
想像していたのですが、意外と年齢幅の広い客層で、
オバチャンとかも多かった。


 開演直後、暗い場内でパフォーマーが登場する前は、
歓声があがったり、いい感じだったんだけど、幕が落ちて
本格的に始まると、みんな「観る」態勢になっちゃって、
拍手は起こっても、基本的に立ち尽くしている人が多いのですよ。

 パフォーマーが観客の間に降りてきて煽ると盛り上がるんだけど、
それも持続しない。どうやって盛り上がってのればいいのか、
よく判らなくて、楽しんでるけど戸惑ってる人が多かったような気がする。

 結構、踊れる感じの音楽も頻繁にかかっていたし、パーカッションや
足踏みを使ったパフォーマンスは、観客も一緒になって飛び跳ねても
よさそうな雰囲気だったのに、少なくとも私の周囲は、会場の隅の方と
いうことも手伝って、ライトが当たってる方向、歓声がより大きく
上がっている方向を、首を伸ばして見るだけで、あんまり身体が動かない。


 狭いスペースにぎゅうぎゅう詰めとはいえ、みんなが踊るなら
多少ぶつかったりするのは気にならないけど、動いている人が少ないから、
リズムとったり軽く踊ってた人も、横の人とぶつかったりすると
気になって動くのやめちゃうんだよね。

 しかも後半の方は床が水浸しなんで、飛び跳ねると、
紙ゴミ雑じりの水が周囲の人の足にもかかっちゃうし。


 そういった、みんなが興奮して参加していれば、それほど
気にならないはずの瑣末なことが、小心者の私などは、
すごく気になってしまった。
 

 島国育ちの慎ましやかな日本人には、まだまだこういった
イベントは、難しいのかなあ、と、純正日本人の私は思ったり。



2003年08月08日(金) 忘れた頃にやってくるもの。

 天災とカードの支払。

 沖縄・九州地方は、大変な暴風雨のようでしたが、大丈夫でしょうか。

気象予報士・石原良純 が、朝のワイドショーで、
台風情報の解説してましたが、判りやすく説明しようという
姿勢が大変感じられる解説で、なかなか好感が持てました。

 明日はお出かけするので、天気が心配だなあ。



2003年08月07日(木) 議論反論オブジェクション。

 松方弘樹氏と仁科亜季子サンの長女・仁科仁美サンが、
芸能界デビューしたそうな。

 写真を見る限りでは、顔の雰囲気はお母さん似だね。
ちょっとイカツイ矢田亜希子、と言えないこともない。

 昔、後輩の女の子に、「私、誰に似ていると思います〜?」と聞かれて、

正直に思うがまま即答でキッパリと「仁科亜季子」と回答したところ、
物凄く不本意そうな顔をされたのを思い出しました。
別に悪意がある答えじゃないと思うんだけど。

 ちなみに、彼女の自己申告では、「サマーナイトタウンの頃の矢口真里」
に似ているとよく言われる、とのことでした。

 確かに系統としては同じだと思うものの、そっちの方が微妙だと思うのだが。
若い方がいいんか?やっぱり。



2003年08月06日(水) 今週の私的トリビア。

 昼から猛烈に食べたくなって、今日の夕飯はカレー。
夏は何故かカレーが無性に食べたくなるよね。どうしてかしら。
ちなみに、明日の夕飯もカレー。

 カレーを食しながら、ドラマ「幸福の王子」を鑑賞。

 モックンが見たいがために、1回目放送は見たけれど、
管野の一本調子の力んだ演技と、なにをやっても俺、渡部篤郎
リカコの旦那と、管野以上の破壊力を持って捲くし立てる、
滑舌最悪金切り声のチリコのお遊戯で繰り広げられる、
あまりにお約束な、お涙頂戴不幸テンコ盛りストーリーと
狙いすぎた演出に、すぐにお腹一杯になって、2回目以降、
キチンとチェックしてなかったのですが。

 今回は後半で、モックンの子供が死んでしまうのですよ。
想像通りのお約束な展開だったにも関らず、感極まりましたよ。ええ。
モックンの熱演と子役の名演技に、不覚にも泣いたね。

 
 番組が終わってしみじみと余韻に浸っていたところで、
衝撃の事実を教えてもらいました。


「幸福の王子」の脚本家・遊川和彦氏は、昔、
「およびでない奴!」の脚本も手掛けていたそうな。


 
 ご存知ない方に僭越ながらご説明いたしますと、「およびでない奴!」は、
バイク事故で惜しくも夭逝なさった高橋良明クン主演の、ドタバタコメディ。
当時、15歳くらいだったんだけど、格好良かったよなあ。
あの頃の私のアイドルだったよ。彼は。

 で、そのドラマの一番の見どころは、

父親役に所ジョージ、祖父役に植木等 という
ある意味、反則技スレスレの絶妙キャスティング。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d0249.html


 16年経つと、ああいう進化を遂げるのか…。と感慨深かったんですが、
遊川氏が、「十年愛」の脚本も手掛けていると知って、
上手く繋げられなかった点と線が、一直線に結ばれた気持ちが致しました。

 大江千里が子供を助けようとして、故障したメリーゴーランドから
振り落とされて死ぬという、あのシリアスドラマね。


♪ありが〜とう〜♪(千里の物まねで!!)

 



2003年08月05日(火) 誰がために咲く花ぞ。

 会社近くの道路の中央分離帯に、向日葵が植えられていまして。
小ぶりで貧弱な花ながら、健気に明るい黄色の花を咲かせています。
植物が身近にある生活は、心が和むね。

 夏の花、というと、安直ですが、向日葵の他に朝顔を連想します。
夏休みに誰でも一度は観察日記をつけますが、私も小学生の頃、
朝まだ暗いうちに起きて、朝顔の花が開くのを待った記憶が。

 早朝、青や赤みがかった紫や白と、色とりどりに可憐に咲く様子も
綺麗ですが、薄闇が広がる夕暮れ刻、色褪せ皺々に萎んだ花が、
暑さが多少和らいだ風に、かすかに揺れる様も、なんともいえない
寂寥感と、独特な趣きがあるように感じます。


 朝顔に釣瓶とられて、などと風流ぶって口ずさみたくもなるわ。



 


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