■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2003年08月29日(金) 千里の道も一歩から。

 今日もゴルフの練習へ。
通算3回目の練習ですが、ちょこっとずつ
上達していく実感が自分でもあるので、
とっても楽しい。

 まだ始めたばかりなんで当然なんですが、
何事も、覚えたての頃が、一番楽しいよなあ。

 ナイスショット。



2003年08月28日(木) あんパーンチ。

 神戸屋キッチンでお食事。
なんつうか、期待が大きすぎたのか、拍子抜け。

 美味いと聞いていたパンも、焼き上がり時間とタイミングが
合わなかったせいで、最初、冷めて固くなったのが出てきたし、
なによりも、値段の割に店員の態度が良くないのが、
とっても気になった。

 焼きたてのパンを、テーブルの間を廻って配るのが
目玉らしいですが、いきなり無言でテーブルの横に
突っ立ってた店員、声が小さくて説明がおざなりな店員、
若い学生かフリーターみたいなオネエチャンだったけど、
もう少し愛想とサービス精神が欲しいわな。

 10種類近いパンをズイッと見せて、「お好きなものどうぞ」って
わざわざオネエチャンが配ってる意味、ないじゃん。
パンの種類の説明は、マニュアルにはないのか。
あれなら、セルフサービスで充分。

 メインの食事は、流石にファミレスよりは小洒落た名前の
メニューが揃ってたけど、冷凍食品っぽいものがちらほら。


 いつもはあんな風ではないのかも知れませんが、
あんまり、私とは相性がよくないみたいです。

 なんだか、そういうタイミングが悪いんだよね。私。
 



2003年08月26日(火) 停滞。

 日曜のゴルフ練習による全身筋肉痛と、
ここ数日の厳しい残暑で、ちょっとダルダルモード。

 身体が辛いと、気分的にも盛り上がらないので、
ここはひとつ、頑張りどころなんだろうなあ。

 会社の近所の猫を撫でくりまわして、ちょっと浮上。
動物との触れ合いは、心を潤すね。
人との触れ合いは、心も身体も潤うね。
ホルモン分泌も活発になって、お肌ツヤツヤ。

 …日々、潤沢に潤いたいものです。



2003年08月24日(日) 猛暑。

 8月も終わるか、というこの時期になって、
思い出したように暑くなってきましたね。

 涼しすぎる8月中旬までの気候で、出てくるタイミングを
完全に逸していたセミが、今がチャンスだ、と言わんばかりに
夜中まで鳴いていると、7年土に潜って、最期の1週間に
勝負をかける生き様というのも、大変だなあ、と
しみじみと感慨に耽ってしまいます。

 同時にツクツクホウシも鳴き始め、秋の気配もすぐそこだよ。
なんだか慌しい異常気象の夏。



2003年08月23日(土) 愛は地球を救う?

 あの番組じゃ、偏見を育てることは出来ても、
地球は救えねえな、と思わずにはいられない番組構成。

 落ち目の女性タレントを走らせて、安っぽい感動ドラマを
捏造するくらいなら、いっそのこと、24時間ダッシュ村生中継
(ヤラセも仕込みVTRも一切なし。夜中は真っ暗な田んぼが映ってるだけ)か、
24時間耐久「夜もヒッパレ」(最後の締めは、勿論サライで。)
で押し通すくらいの思い切りが欲しいところ。

 つうか、なんでマラソンなの?



2003年08月22日(金) 記憶の引き出し。

 長らく、日記以外の更新を怠っているこのサイト。
もうすぐ1周年だし(だからと言ってなにがある訳でもないが)
そろそろ更新しなくちゃ、とふと思い立ったので、
ここ3日間、奈良旅行記を書いています。

 書くのはいいんだけど、奈良に最後に行ったのは、
確か去年の11月。約9ヶ月前の記憶を紐解く作業か…。

 場所によっては、さらに1年遡る記憶の発掘作業もある訳で、
自分の鶏並みの記憶力に、歯痒い思いをしている次第です。
まあ回数をこなしている分、ちょっと写真などを見れば、
すぐに思い出せるんですけど。あれ?手元にあるはずの資料が…。

 そんなこんなで、ちょっと難航しておりますが、今月中には
写真一切なし、文字だらけで読みにくいことこの上ない、奈良紹介文
皆様にお届けできることと思います。

 



2003年08月21日(木) やりたくなったらやっちゃいな。

 私が好きな、70年代ディスコミュージックのグループで、
「ビレッジ・ピープル」という、ある意味物凄く衝撃的なグループがいまして。

 一時期足繁く通っていた、古いディスコミュージックを生演奏する店でも
彼らの曲がよく演奏されていましたが、そのひとつ、
「IN THE NAVY」の手拍子部分で、

「やっちゃいな、やっちゃいな、やりたくなったらやっちゃいな」

 と日本語で囁くのがお約束でして。
なんともぶっ飛んだ科白ですが、なんだか聞き覚えがあるし、
きっと日本で誰かがカバーして歌ってた時の歌詞なんだろうなあ、
と思っていましたが、ネタが判明。

ピンクレディーの、「ピンク・タイフーン」でした。
ピンクレディーは、世代的にギリギリのラインだからなあ。
聴けば大抵の曲は知っているんだけどね。


 ところで、ビレッジ・ピープルは男性5人組のグループですが、
メンバーが、カウボーイ・インディアン・アーミー・警官の格好をして、
5人のうち、4人がゲイ
という、斬新かつ衝撃的なグループでして、
同性愛者への偏見を跳ね返し、ありのままの自分を表現しようよ、と、
アッパーでハッピーな数多くの名曲を発表しました。

サッカーW杯の応援歌としても使われた、「GO WEST」
西条秀樹のカバーで一斉を風靡した、「YMCA」
♪マッチョ・マッチョマーン♪というそのまんまな歌詞の「Macho Man」

 こうしてみると、日本でもかなり頻繁にカバーされている
グループなのですが、なにしろ原曲の歌詞は、

「格好いい男子揃いの海軍へ入ろうよ!」 だの
「YMCAで、素敵な(恋の)出逢いをしようよ!」といった内容なので、
当時のアイドルたちが歌う日本語の歌詞は、当然のことながら、
もうちょっとオブラードに包まれて、違う方向へ軌道修正されています。


 でも、本当に名曲揃いなので、ご存知でなかった方も、是非、御一聴を。
カバー曲と聞き比べても、面白いっすね。



2003年08月20日(水) 微笑む屍。

 怖い夢を、みた。

 夢の中で、私はバスに乗っている。
きれいに整備されたばかりの、真新しい道路。
緩やかなカーブを描く上り坂を、バスが進んでいく。

 降りる予定のバス停を乗り過ごし、次のバス停で下車。
誰かと待ち合わせをしていて、時間に遅れそうだったので、
バス停の脇に停めてあった自転車を拝借して、
たった今バスで上ってきた坂道を、自転車で下っていく。

 坂道の緩いカーブに差し掛かったとき、曲がりきった向こう、
道路脇の土手に、なにか白い物体が散らばっていることに気がついた。
なんだろう、と加速がついた自転車で徐々に近づきながら目を凝らす。


 白い物体は、若い女の死体だった。
バラバラに切断された身体の部位が、無造作に散らばり、
付近の道路にも、体液なのか内臓なのか、ドロドロとした
ものが飛び散って、甘酸っぱいような、独特な臭気を放っている。

 不思議なことに、死体に血は流れておらず、切断部に
鮮やかなオレンジがかった黄色の脂肪が覗いている程度で、
白くぬらぬらとした肌が、薄曇の弱い光を跳ね返している。


 横を通り過ぎる時、中央の丸い塊が目に付いた。

 それは、濡れた長い黒髪を乱した、女の頭部だった。
大きな白目のない瞳は開かれたまま。そして。


すれ違いざま、目があった。女は微笑んでいた。


 上手く表情を操ることができないのか、引きつった
ぎこちない、不気味な笑顔。

 聞こえるはずのない、壊れたようなヒステリックな笑い声が
確かに聴こえた気がして、その声から逃げるように、
必死で自転車を漕いだ。

 
 …というところで目が覚めたのですよ。
昨日の夜、京極を読んだのがいけなかったのかしら。
影響されやすいからなあ。

ちょっと怪奇小説テイストな拙文でお送りしてみました。



2003年08月18日(月) 残暑お見舞い申し上げます。

 残暑もなにも、暑い夏日が少なかったから、
違和感のある挨拶ではありますが、時候の挨拶なんだから
致し方ありますまい。

 先日、友人より暑中見舞いのハガキが届きました。
最近は、メールのやりとりが主流になっているので、
ハガキなど、随分久しぶりにいただきましたが、
手書きの文字と、綺麗なデザインのポストカードは、
相手のセンスや人柄が偲ばれて、やはりいいですね。

 
 早速返事を書こうと思ったのに、重大なことに気がつきました。

住所がわからないよ。

 用事があれば、電話かメールで事足りてしまうし、どちらも
登録ができるから、アドレス帳なんてここ数年買ってないよ。


 仕方がないから、「家の住所教えて」とメールしてみる。
なんだか、格好つかないなあ。



2003年08月17日(日) 臥虎蔵龍。

 久々に中国映画鑑賞。

「グリーン・デスティニー」  (原題 臥虎蔵龍)
http://www.spe.co.jp/movie/greendestiny/

 原題は格好いいのに、如何なる理由でこの邦題なのか。
ハリウッド受けを狙ったせいか?なんかカッチョ悪い…。

 碧銘剣が「グリーンデスティニー」、碧眼狐が「ジェイド・フォックス」と、
妙にアメリカナイズされた訳が、なんとも不自然。

 登場人物の名前も、字幕上では「イェン」となっていても、
その名前では全然呼ばれてなかったりね。私の耳には「シャオロン(小龍)」と
何度か聴こえたので調べたところ、やっぱり「龍」って名前だったらしい。

 どうなってるんだ、まったく。


 内容としては、語るほどのものもない、所謂カンフーアクションもの
なんですが、映像は綺麗です。特に表題で強調するだけあって、
碧銘剣の使い手である、ムーバイと、この話の全ての元凶、我儘傲慢娘
イェンが、鬱蒼と茂った竹林で闘うシーンは、竹の青みがかった碧が
非常に美しい。

 しきりと謳い文句に挙げられたワイヤー・アクションですが、
伝統的なカンフー映画の動きが多いせいか、不自然さが
否めない場面が多くて、私的には不評。

 剣技や体術の場面が、凄くスピード感もあっていいのに、
踏み切りの甘いフワフワした動きで、空中を飛んでしまうと、
せっかく生まれたリアリティーがぶち壊されて、ちょっと興ざめ。

 
 あくまでアクション映画なので、話の流れ的に重要なはずの、
ムーバイとユーの熟年“失楽園”師弟カップルと、イェンとローの
若さと勢いだけで弾けまくってるカップルの恋愛も、
細かい心理描写が足りない気がするのよね。

 賛否両論まっぷたつらしいラストのオチも、私は結構好きですが、
あの伏線の張り方だったら、もうちょっと細かく登場人物の
心の動きを追ったら、もっともっと感動的になったんじゃなかろうか。

 あれじゃあ、あれだけ周りに迷惑を掛け倒しながら、どうして
イェンがあの結末を選ぶのか、ローの表情が、どういった感情から
生まれたものなのか、イマイチ薄くて伝わらない気がする。残念。


 キャスティングに関しては、さすがに力入ってます。

ムーバイ役の、チョウ・ユンファ
主演なのに出番が少なくても、髪型が弁髪でも、なんだか男前。

ユー役には、ボンドガールにも選ばれたことがある、ミシェル・ヨー

 この2人は、華やかさには欠けるけど、燻し銀のような渋い抑制された
演技が良かったと思う。当然ながらアクションが凄く上手だし。

ユーとイェンのタイマンガチンコ勝負でのミシェル・ヨーは、圧巻。

 イェン役は、「初恋のきた道」で人気大爆発の、チャン・ツィイー
本当にこの子は可愛い。日本人が大好きそうな、タヌキ系のロリ顔で、
コン・リーの再来と一部で言われているのも頷ける。

 ロー役は、「ブエノスアイレス」にも出演していた、チャン・チェン

正直に告白いたしますと、私は彼が大好きなのですが、
前回、「ブエノスアイレス」観た時も思ったんだけど、

チャン・チェン、ピエール瀧に似てるよね…。

 痩せて男前なピエール瀧。髭を生やしてちょっとワイルド。
格好いいなあ。見せ場が少なくてちょっとオバカちゃんなのが、玉に瑕。


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まめ。 [HOMEPAGE]