仕事で大ポカやらかしたりと、最近は運にも見放された感のある 可哀想な独身女子(あと1ヶ月ちょっとで27歳)。
傷ついた心を癒すには、乾いた都会のコンクリートジャングルじゃ まずかろうと、上京してからかれこれ7年経った今になって 初めて代々木公園と明治神宮に散歩へ行って参りました。
我が家からバスに乗り、NHK前のコンビニで食料調達をしてから テコテコ歩いて代々木公園へ。
すっかり吹く風も涼しくなって、秋の気配が色濃くなった公園では、 乳幼児やら犬やらカップルやら、ネタ合わせするお笑い芸人や稽古に勤しむ 音楽隊や劇団員まで、多種多様な人々が、各々爽やかな休日の午後を 過ごしていまして、その中を緑に囲まれウラウラそぞろ歩いていたら、 なんだかちょっと浮上してきました。
そのまま暮れなずむ明治神宮に参りまして、外国人観光客に混じって本殿の参拝。 神楽殿の入り口に、モックンとややこサンの結婚式の写真が飾ってあった。 そういえばあの2人、あそこで結婚式挙げたんだよなあ。
明治神宮を後にして、ダラダラと家まで歩いて帰る。 途中、西新宿の小さなペットショップに立ち寄ったところ、 「ミニブタ」 がいました。
生後1ヶ月の黒い子豚ちゃん。ちっちゃくて超ラヴリーでしたが、 ゲージをガンガン鼻先で突撃して動かしたりと、結構アグレッシブ。 基本的に草食だそうで、お店のお姉サンがレタスの葉っぱをあげたら 短い尻尾を千切れんばかりにフリフリして、ご機嫌にガツガツ食べてました。
お値段15万円也。 ミニブタといえど、結構大きくなるし、室内飼いだと蹄で床が痛みそう。 一時期、実家の母が飼いたがってたけど、普通の犬に比べると 気性や健康管理の面でも、飼育は難しいんだろうなあ。
まあ、今の私にはどっちにしろ飼ってあげることはできないのですが ひと時のアバンチュールということで、思う存分、黒豚ちゃんと ブルドッグのヴィヴィアンちゃんを撫で繰り倒して舐められまくって なんだか思いっきり癒されました。
傷ついた時には、柔らかくてあったかい動物と一緒に過ごすのがいちばんだなあ。 嗚呼、犬と一緒に生活したい…。
どうも最近、すべてにおいてひきこもりがちで、 外に向けてのアンテナが弱ってきている気が。
こういう時こそ、美術館行ったり、買い物に行ったり、 新しいお店を探してご飯を食べたり、アンテナを磨いておかないと、 本格的に 潤いのない女 になっちゃうぞ。
そういえば、ネイルもここ数週間塗ってないし、 美容院にも2ヶ月くらい行ってないからボサボサだし、 お化粧も手抜きばっかりで、気合入れてないなあ。 (まあ、あんまり気合入ってることもないけど)
手始めに買い物に行ってみる。秋物がそろそろ欲しい。
最近お気に入りのブランド。 le coeur blanc http://www.cityhill.co.jp/brand/leco/index.html お値段リーズナブル、可愛いめ天然路線。
つうか、若づくりしすぎだよ。自分。
もっと年相応の恰好しないとなあ。 そろそろこの路線も、苦しくなってきたぞ。 一朝一夕ではどうにもならないものですが、努力は必要だね。
最近出来た、新宿御苑近くのカフェ。 BOWLS cafe http://bowlscafe.com/index.html
ランチ食べてみましたが、味はそこそこ。 すごく小さな店ですが、雰囲気は女の子らしくて凄く可愛い。 ちょっと通ってしまいそうです。
しかし、あの立地条件にあの客入りで、果たしてやっていけるのか。 夜も8時くらいまでしかやってないみたいだし。
今日は髪を切りに行こうかなあ。
最近、日記の更新が滞っているのは、ネタがない ということもありますが ちょっと別件で立て込んでいるせいです。
もう少しすると一段落するので、きちんと社会生活及び日記更新を再開させたいです。
<今月の予定>
今月の下旬に、また富山に行くことになりました。 今回のメインは、タラソテラピー http://www.thalassopia.com/
最近、この手のマッサージ系にえらく弱い。 女の子同士で遊ぶには、うってつけだと思うんですが、
なにしろ女友達が少ない寂しい女なので
行きたい場所は数あれど、一緒に行く相手がいないのが辛いところ。 一人で行ってもなあ。なんか空しいよ…。 今回は心優しい大学の同期たちに、ご一緒していただけます。ありがちょ。
しかも友人カップルの車に、お邪魔虫で便乗させてもらう予定★ (マジ、大迷惑だから)
2004年09月03日(金) |
酒は飲んでものまれるな。 |
人生最大級の酒の大津波に、思いっきり飲まれてみました。
全てが泡沫の夢のように、虹の彼方の出来事だわ。 はは…は…。(笑い事じゃないって)
今までも酒の失敗は数あれど、この歳になってあんなことになるなんて、 私はまだまだ酒の力を甘く見縊っていた模様です。(それ以前の問題では?)
もう酒好きだなんて、恥ずかしくて公言できません。 嗜んでる、なんて、口が裂けたっていえない。
色んな人に迷惑かけて、色んな人のあったかさに、今更ながら涙が止まりません。
新宿歌舞伎町フォーエバー。(出入り禁止だっつうの)
ここのところ、集中力と毎週同じ時間に同じものを見る、という忍耐力不足で、 すっかりテレビドラマを見なくなっていまして。
そんな中、久々にドラマを見て泣きました。 泣くなんて、生易しいものじゃなかったな。嗚咽が止まらなくて、 呼吸困難になるかと思った。しかも、国営の大河だよ。
三谷脚本だし開始初回は見たけど、確かにいつもの大河よりは 気の利いた台詞も多いなと思ったものの、毎回欠かさず見るほどじゃあないよなあ と思って、実際、今回見たの初回以降2度目なんですが。
あの話は、前半が学園ドラマ並の無邪気で希望に溢れた空気に満ちているほど、 怒涛の後半が面白く、壮絶に切なく活きてくるんだよなあ。 そうだった。佐藤浩市の芹沢鴨暗殺も、見とけばよかった。ちっ。
…なんて、知ったような口を叩いていますが、実は私、新撰組について まったくと言っていいほど、話を知りません。 主要登場人物くらいしか知らない。
そんな人間が見ても、前回の山南さんの最期は、凄かった。 山南さん役の堺クンの、顎が細すぎて、頭でっかちに見えちゃう 華奢な宇宙人ビジュアルと、泣き笑いっぽい張り付いた笑顔 が かなりオモロだったけど、そんなのはどうでもいい。
みんなが山南さんを助けたいと思っていて、でも山南さんは、みんなで 築き上げた新撰組のためにも、武士としての自分の矜持のためにも、 死を覚悟してしまっている。
近藤さんと連れ戻された山南さんが2人きりで話し合うシーン。 近藤さん役の慎吾チャンの目に、涙の膜がずっと張っていて、 でも、決してそれは零れ落ちることがなかった。
あんなに綺麗で切ない泣きの演技、見たことなかった。
山南さんと対立していた(らしい)「鬼の副長」土方さん。 本当は、山南さんを憎んでなんかいないのに、本当はみんなと同じように 山南さんに生きてほしいと思っているのに、組の統率のためには、 自分達が定めた局中法度を破るわけにはいかない。
そんな土方さんの葛藤を誰よりも理解し、「貴方は正しい」と言う山南さん。 確かに色々なしがらみの中、2人は反目しあっていたのかもしれないけど、 誰よりも判りあっていたのか。
自分本来の優しさや脆さと、信念を貫くための非情さの間で揺れる土方さんは 痛々しいくらい切なかった。
優しい嘘をつき続ける明里さんも原田も永倉も源さんも沖田も、 みんな優しくて切なかった。
誰も本当に悪い人なんていないのに、自分達で定めた柵や、 自分自身を律する厳しさに雁字搦めになって、みんなが苦しんで やがて破滅に向かうしかないなんて、純粋すぎてせつな過ぎる。 夢を追いかけて、夢に縛られて、夢に自滅してしまうなんて なんて儚くて悲しく、美しいんだろう。
みんな力いっぱい抱き締めてしまいたいほど、可愛くて痛々しくて、 でも、本当に男らしい、サムライなんだよなあ。涙がとまらないよ。
これから、辛く悲しい展開がたくさん待っていることが判っているけど、 それこそがあの話の、面白さなんでしょう。 いまさらながら、嵌ってしまいそうです。
2004年08月22日(日) |
だけど私もほんとは寂しがりやで。 |
女友達衆と、赤坂プリンスにて合宿。
私の女友達の中では、マダム予備軍一番乗りが決定しているBサン、 水戸は栃木じゃないと、みんなに衝撃の事実を教えてくれたMサン、 彼氏へのアリバイ立証のため、同行者の写真を撮るOサンという 10年来の顔見知りメンバーです。
お互いにこの10年で波乱万丈色々ありましたね。 夜中にカウントダウンTVで、私達と同い年・アムロちゃんの96年ヒット曲 「SWEET 19 BLUES」 聞きながら、自分達の19の頃の懐かしい思い出やら、 懐かしいあの人の面影やらが走馬灯のように胸に切なくよみがえり、 なんかキュンとしました。
なにも知らず、なにも判っていなかった少女時代を知っている人と ああいう風に昔を振り返っちゃうと、もう戻れない過去が本当に 愛しく輝いて見えて、思えば遠くにきたもんだなあと、汚れちまった 悲しみに、じっと手を見ずにはいられない。
年をとるって、こういうことだよなあ。 なんて、乙女チックな感傷に浸ってみました。
ところで、 「扇風機の風に直接当たりながら寝ると死ぬ」 つうのは、静岡の都市伝説じゃなくて、全国共通らしいよ?
証言の数々→http://homepage2.nifty.com/osiete/s654.htm
やっぱり作った当日より、1日寝かせた方がカレーは美味しい。
ここのところ、一週間に一回更新となっています。 結構今の生活にはあってるペースなので、定着させようかしら。
さて先週は世間ではお盆休みでしたね。 お盆休みのない会社勤めをしておりますが、 周囲の人々に便乗して、なかなか有意義な週末を過ごしておりました。
暮れなずむ街並みを青梅街道沿いで眺めていたと思ったら、 家族連れで賑わう深夜近くのファミレスで、なんとも形容しがたい味の 抹茶+豆乳+ヨーグルト(餡子抜き) のドリンクを飲んでいたり、 徐々に白んでいく空を眺めながら、箱根の温泉に浸かっていたり、 それから10時間もたたないうちに、都内某トークショー会場に出張ったり。
まわりに突発的な思いつきにも迅速に対応できる機動力を お持ちの方が集まると、なんともアクティブな休日が過ごせます。
今週末は都内某ホテルで、のんべんだらりとしている予定。 なんだかとっても優雅な人みたいだな。私。
2004年08月10日(火) |
新陳代謝を繰り返しながら毎日僕は生まれ変わる。 |
いやあ、記録的な猛暑で連日真夏日だけあって、
寝ても起きても汗だくです。
特に私の部屋は風通しがイマイチで、熱気が篭りやすいので 窓を閉め切った朝方など、シーツが絞れるんじゃないかと思うほど 汗かいてますよ。
その割に、一向に痩せませんが。
昨日は長崎原爆記念日でしたが、ニュースで見るまですっかり忘れてた。 6日の広島も、全然意識してなかったものなあ。 アテネ五輪の存在なんて、3日くらい前まで忘れてたし。
最近、世の中の動きに疎いです。 (宝塚のビデオばっかり観てるからじゃないよ)
新陳代謝を繰り返し、ただ毎日を茫洋と過ごすだけでは、 なにも生まれないし変わらないのにね。
ちょっと気を抜くと、日記が滞るなあ。 最近、考えるところが多くあって日記まで頭が廻らないのね。
最近見た、不思議な夢。
家にいるのは、3匹の猫。 1匹は恋人が、1匹は愛人が、1匹は自分が飼っている猫。
恋人は仕事が忙しく不在がち。 恋人の留守に家へくるのが、愛人。 恋人も愛人も顔の判別は不能。 影法師の2人を相手に、私の一人芝居。
ある日、愛人と2人で、愛人の猫の首輪を買いに行く。 自分の猫のことがすごく気がかりで、一緒に連れて行こうとするのに、 猫がスルリスルリとかわしてしまうので、後ろ髪を引かれつつ 自室へ猫を閉じ込めておく。
首輪を選び終わって、お土産の猫缶を抱えて帰ってくると、 部屋に閉じ込めておいたはずの猫が、開け放たれた洗面所で すごい声で鳴いている。
慌てて駆けつけると、洗面所に続くお風呂場のドアも開いている。 おかしいな、お湯が張ってあるし、猫が入るといけないから ドアは閉めていたはずなのに。
覗き込んだバスタブには、なぜか薄いピンクのお湯が。
そしてお湯の底には、沈んだ恋人の猫
悲鳴を上げて恋人の猫を掬いあげるが、すでに猫は死んでいる。 猫の血で染まったお湯の中、ぐったりと重い茶寅の猫の屍を抱いて、 呆然と立ち尽くすところで、夢は終了。
一体、なにを暗示する夢なのか…。
2004年07月31日(土) |
僕の叫びを聞いてくれ。 |
今日は、初観劇の知人ご夫妻と、またまた宝塚観劇。 すっげえよ。今年入って 通算5回 の観劇で、今回の公演は、 そのうち3回観てるから。(内2回は、宝塚遠征でしたね…。)
だんだん、ヘビーユーザーっぽくなってきましたなあ。しみじみ。
まあ、上を見たらキリがないですけど。 誕生してから90年、女子の煩悩と共に歩んできた宝塚歌劇団の 歴史と伝統に培われた真性ディープファンっつうのは、 金と時間の使い方が半端ないっすから。
私なんて、まだまだお尻と頭に卵の殻被ってるひよっこですよ。(カリメロ)
宝塚の公演は、通常、本拠地である宝塚大劇場での約1ヵ月半の公演の後、 1ヶ月ほどインターバルおいて、東京公演が約1ヶ月半。
どんな公演でも、稽古自体は1ヶ月くらいしかなくて、 実際の舞台で試行錯誤して作り上げていく部分が大きい(らしい)。
なので、東京公演では、宝塚公演とは演出や舞台装置、衣装に 変更があることも珍しくない。
宝塚ファンに同公演での複数回観劇が多いのは、ジャニーズ並みの スターシステムや、生の舞台ならではの臨場感や迫力以外にも、 徐々に演じる側の役の解釈が深まり、演技が深化していく過程や、 前回観た時とは違う演出といった、
リピーター用お楽しみ要素がテンコ盛り という点も大きいよね。 まさに、お客様と一緒に役者と舞台を育てる宝塚。
まあ、時間上の制約とはいえ、故意的に未完成な部分を残しつつ 本番の舞台に上げちゃうあたりに(そしてそれが許容されるあたりに)
清濁併せ飲む心意気のファン公認の アマチュアニズムに土台を置いた(甘えた、とも解釈可) いかにも関西らしい、商売上手な感じ。 (そして、ものの見事に踊らされる私達。)
が、なきにしもあらずですが。
で、3回目の観劇感想。 今回は2階席から観たのですが、舞台から遠く全体が見渡せる分、 群舞のシーンや装置転換がよく見えて、また違った楽しみがありましたよ。
初見は初の1階席だったし、この組の 名物(迷物?)トップコンビ の 本領発揮ともいえる、ドレス着倒し超絶生ビジュアル と、 生の舞台の迫力に圧倒されて、細かいことなんて吹っ飛んでましたから。
ただ今回は、主演2人のコンディションの問題か、歌にエコー掛かりすぎ。 お父さんのカラオケ大会じゃないんだから、あんなにあからさまに グワングワンいうほど掛けるのはどうなのだろう。出てきた涙も引っ込むわ。
まあ、なんだかんだ素人批評に花を咲かせるのも、宝塚の醍醐味。 (そういった詰めの甘さも、計算づくのような気が…。疑惑エンドレス。)
次回は10月、「風と共に去りぬ」観劇で浜松遠征デース。 (自分への誕生日プレゼント。頭の先から爪の先までもうずっぽり。)
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