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2001年10月03日(水)
小林カツ代

日曜日のキッチン
ISBN4-479-78027-0
小林カツ代
大和書房
1300円

小林カツ代さんという人はすごいなと思う。
この人の料理の本はあまり読まない。
人間が、本にはおさまらないと思う。
この本は、よかったよ。元気が出てくる。
もっといいのは、
テレビでカツ代さんが料理しているのを見ること。
「きょうの料理」の「20分で晩ごはん」がこの人だと見る。
太ったりやせたりしてるのは、
ダイエットしてるからだろうななんて
下世話なこと考えたりして。
この本読んで、ちょっとがんばろうと思った。
いつでも、なんでもやろうと思えばできるかもと思った。




2001年10月01日(月)
栗きんとん

栗きんとんは、中津川の名物らしい。
1個あたり180円とかなので、
今年は自分で作ってみた。
皮付きの栗をゆで、スプーンで中身を出して潰し、
砂糖も入れてさらに混ぜる。
砂糖を入れるとぐっと粘りが出てくる。
これを茶巾絞りにする。
晒しがもう無いので、染めの手拭いを出してきた。
蒸し器で40分栗を蒸し、包丁で切って中を出す。
栗は5、6個、虫が入っていた。
結局1キロの栗で、正味300グラムちょっと。
12個ばかり作った。
一部冷凍にしておこうと思う。
お稽古のときに持っていきましょう。



2001年09月30日(日)
祭だ祭だ

八幡神社の秋祭り。
きのうは子供みこしの引き綱につきあった。
仲町のみこし。
きょうは地元のオトナ神輿について歩いた。
宮入りが見たくてお昼前に神社へ。
入りと出を見て自宅へ戻り、
家の前を通るオトナ神輿に飛び出して、
あとをくっついて回る。
お神輿、大好き。
で、午後3時過ぎに子供へのお菓子の振舞いを受けとって帰宅。
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体調劣悪。でも、お祭は好き(^-^;)。
ここ数日ヘトヘトの日々。
なんと昼寝をした。



2001年09月29日(土)
その時がきた

「その時がきた」
山本夏彦
ISBN4-10-341308-5
新潮社
1300円

山本夏彦は、目だ。
人間がまっすぐの視線でまっすぐ見るのは難しい。
皮肉でなく、熱烈でなく、まっとうに。
わたしはこの人の視線がとても好きだ。
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魚が見た夢
柳 美里
ISBN4-10-401704-3
新潮社

装丁がとても美しい。
字と装画のバランスも美しい。
柳美里は、怨恨の視線をはずさない。
この人のエッセイは、どう描いても恨みの視線だ。
本人が思わなくても、虐げられたものの視点にいる。
わたしは傷つきたくない、と言っている。
視線をずらさないと、人の傷も自分の傷も
見えすぎてしまうことを知っている視線だ。



2001年09月28日(金)
cha、美女、ごはんにしましょ

お軸:掬水月在手
お花:秋海棠ほか
お菓子:豊秋??栗入りのぎゅうひ饅頭、
マンゴー入りホワイトチョコ
柿えくぼ

薄茶平点前 3回。
3回やってもおぼつかない。
平棗の扱いがわからない、拝見の出し方がわからない。
くやしいけど、しかたない。
新しいメンバーが入って、本田さんという。
相変わらず、点前ごとにしびれて立てない。
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疲労。眠い。整体に行きたい。
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めざせ、美女。
人間、姿勢で随分違う。
心がけひとつ。
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少しずつ、ゴミ出し。
「部屋の中の不用品」と言えるようなものを
できるだけ、できるなら、全て出したい。
つまり、またもシンプルライフ願望。
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「ごはんにしましょ。」
藤野真紀子
ISBN4-579-20563-4
文化出版局
1500円

「主婦」を売り物にするというのは難しい。
ソトヅラは演出しなくてはいけない。
それが仕事だから。
スーパー主婦でいるようなふりをするのはとても難しい。
普通のダンナではついていけないだろう。
普通でないダンナなら、受け入れてくれるかもしれない。
家族を巻き込まないと、主婦を売り物にはできない。
主婦生活を売り物にしようと思ったとたん、
家族生活は崩壊しそうになることだろう。
それを乗り越えてでも主婦を売るのだから、
そのうしろ側に死屍累々の日々だろう。
で、そんな感じのスーパー主婦の、普通のごはん。