2005年10月18日(火)
本日の作業報告。B34修正完了。ソースUP済。明日の出勤が早いので、今夜はいつもより3時間は早く寝ます。
今0時半ですが、1時には寝ます。いつもは4時に寝てるわけです(笑)
つーわけですが、お題短文。5行くらいの超短文にするつもりがまた延びた(笑)
■ お題雑文
7.ほほえみ
隣に立つ君が、笑顔で手を振る。僕は訊いた。
「なんで笑ってんの。行かないで欲しいって泣いたらいいじゃないか」
君は、僕の方を見なかったけど、まだ笑っていた。
なのに、笑ってるようになど見えなかった。
「なんでだよ。そんな顔で笑うくらいなら、泣いた方がましだよ」
手を振る背中が僕等の視界から消えると、手を下ろした君が、僕の方を見ることなく、ただただ小さく微笑んで、ゆるゆると首を横に振った。
「あの人が、僕にいつも笑っていて欲しいって」
ようやくこちらを見た君の頬には。
まだ微笑みが張り付いていた。
僕は、君にこんな顔をさせるあの人が、憎くて、憎くてたまらなくなった。
なのに。そんな顔してまで笑うほど、君はあの人が好きなんだね。
「別に僕の前でくらい、泣いたっていいよ」
そんなふうにしか云えなくて。
それでも君は。僕の顔を見つめて、笑った。
「ありがとう」
綺麗な微笑みは、泣いているように見えた。
(ココロの10題 / 7.泣けない / お題配布先様『ココロ』)
7.ほほえみ
隣に立つ君が、笑顔で手を振る。僕は訊いた。
「なんで笑ってんの。行かないで欲しいって泣いたらいいじゃないか」
君は、僕の方を見なかったけど、まだ笑っていた。
なのに、笑ってるようになど見えなかった。
「なんでだよ。そんな顔で笑うくらいなら、泣いた方がましだよ」
手を振る背中が僕等の視界から消えると、手を下ろした君が、僕の方を見ることなく、ただただ小さく微笑んで、ゆるゆると首を横に振った。
「あの人が、僕にいつも笑っていて欲しいって」
ようやくこちらを見た君の頬には。
まだ微笑みが張り付いていた。
僕は、君にこんな顔をさせるあの人が、憎くて、憎くてたまらなくなった。
なのに。そんな顔してまで笑うほど、君はあの人が好きなんだね。
「別に僕の前でくらい、泣いたっていいよ」
そんなふうにしか云えなくて。
それでも君は。僕の顔を見つめて、笑った。
「ありがとう」
綺麗な微笑みは、泣いているように見えた。
(ココロの10題 / 7.泣けない / お題配布先様『ココロ』)
2003年10月18日(土) 軽く法廷気分で