# 崩壊を予見するより幸福の火を点し続けたい (題2-8)
2006年01月20日(金)
他のものを買うついでに一緒に買っておくか…と注文した本を、その日の午後に立ち寄った古本屋で半額で見かけたときの気の遠くなる感じは、何度味わっても慣れません(泣)
今見たものは目の錯覚さ!と思うことでなんとか心の安定を得ました(現実逃避)

それとは無関係なのですが、体調が悪いとか機嫌が悪いとか、気が滅入るとか嫌だとか、そういうマイナス因子がないはずなのに「足取りが重いわりには脚に力が入っている感じがせず、不快でもないのに渋面になってしまうのを防げない」という状態を久々に経験しました。
や〜多分ね〜、自分が疲れていることに対して自覚が薄かったんじゃないかと推測します。
もしかして自分が思っているよりずっと心身ともに疲れているのかも?
意識しないでおいたなら、きっと無意識のままで頑張っていけたんでしょうけどね。
ギリギリの均衡を保っているような、そんな気配が胸の奥で漂っていて、落ち着いて気持ちを安定させていないと、ふと気が緩んだ瞬間にがたがたと崩れてしまいそうで。
でも心の栄養を得られるような好きなものが今は存在しているから、うまくやりくりできそう。
好きとか楽しいとか。嬉しいとか、幸せだとか。そういう感情を抱かせてくれるものが一つあるだけで、何とかなるものです。たとえそれがね〜オタク要素でもね〜(笑) あなどっちゃいかんですよ。
好きってのは、根本的にはやっぱりプラス属性のものだと思いたいです。
というわけで、たまには真面目にお題も消化しようと思います。こういう、あふれる思いを表現しようとする短文は、書くことでも安らぎを得ます。
「好き」はもしかしたらプラスとは限らないかもしれない。もしかしたら、何にも属さないものなのかもしれない。でも、「愛しい」は、きっとプラス属性だと思う。

8.耳
愛おしくて、愛おしくて、愛おしくて。嫌がる君の耳に噛み付いた。愛おしいと言葉で伝えきれなくて、歯を立てて甘く食んだ。困り果てた君の顔もまた愛おしかった。
(体の10題 / 8.耳 / お題配布先様『ココロ』)


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