Macoto's Diary
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2003年11月29日(土) |
遅ればせながら,「MOON CHILD」読みました |
鎮魂歌(レクイエム)篇
はぁ. 時間ある時にじっくり読もうと思ってたんだけど,誘惑には勝てなかったね.
ペラペラと読み始めたら結局一気に読みきってしまいました.
映画の中ではよく見えなかったことが解りました.
それは,ストーリーであり,人の生き方であり,今の自分のいる場所のことであり.
感情は爆発気味で,収まり切らなくて,泣くもんかと思いながら,ボロボロ泣いてしまいました.
悲しいと,辛いと,切ないと・・・.
区別がつくようでつかなくて,一緒くたに襲われた気分です.
アノ場所には沢山の人の人生があって. これから先も続いていく.
人って繰り返すんだねぇと思ったり,
解っていてもやりたいようにしかできないと言うか,どんなに自分に言い聞かせても,嘘はつけないというか, とにかく,偉人ほど早死にするんだと. (何でこんな陳腐なことしか書けないんだろうあたし)
成長って,凄くなることだと思ってました.
でも,それはあんまり関係ないんだと.
時間が経過すれば,処理しなければならない情報は多くなって,関わる人も増えていく.
それは,幸せも呼ぶけれど,複雑に絡まれば,修復不可能な悲しみになる.
運命っていう言葉があった.
変えられると泣く人が居る.
運命に従ったのか,それとも,自分で導いたものだったのか.
生きることはなんだろう. 感情を表すこと. 欲すること. 守ること.
あたしは生きてるよ.
だけど,本質はどうだろうって思う.
たまたま生きてるって感じがするから.
知らないうちに生まれちゃって,気づいたら存在してるって.
それって虚しいなぁ.
生きてる理由?
存在意義?
ムヅカシクテ解らない.
自分を守るより人を守ること. それが出来る人にあこがれる.
憧れるから成長するのかな.
Gacktさんのヒーローが誰だか知らないけど, あたしのヒーローはGacktさんだし, 彼が語るヒーロー像は,そのまま全部彼本人だと思う.
つまり,アノ人は,憧れを現実にしてるんだと思った.
やっぱり凄い.
支離滅裂だな.
極限の悲しみに出会ったらどうなるんだろうと思ったし,自分以外の人を愛しく思えるだろうかと思ったし,仲間に出会うことがあるのかな・・・と思った.
全部が全部,叶わないとは思うけど,それでも,何もしないままではいけないんだよ.
叶える為に動かなきゃ.
何もしないで後悔するより,何かしたことに後悔したい.
ホントは後悔なんかしたくないけどね.
やり方を見つけて,行動して,結果を出して,さらに改良する.
これって前にGacktさんが言ってたことだよね.
知る・覚える・動く・考える・・・だっけか? トニカクウゴク.・・・って奴.
実践しようともがいてみてるけど,上手くいかないね.
前よりはずっと,思ったこと,実現させてる気がするけど. まだ足りないと思う.
もっと満足したいよ. 勝ちたい. 自分に勝ちたい.
知りたいことも多くて,生きてる時間が足りないと思うことが多くなった.
結構必死に生きてるのかもしれない.
自分が可愛いのには変わりが無いけれど,
映画のパンフ持ち出してみたり,「MOON」引っ張り出して聴き始めたり, 楽ちんのポスター見て泣き出したりね.
深夜の3時にわけわかんないことしてるけど.
これって全部とりあえず生きてないと出来ないことだし.
現状維持から突破するのは遠いかもしれないけど,一冊読み終えて,
生きてる時間は無駄には出来ない
と,果たして作者が意図する事かどうかは不明な結論を導いたのでありました。
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