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■ 2006年03月31日(金) 黄金(きん)と鯨と青い空 <画像あり>
今日は車でちょっと遠出。目指すは石巻の金華山! 金華山黄金山神社に参拝! 金華山は島です。船で10〜25分程度かけて海を渡ります。その船は1日僅か数便。10時35分出航の船に乗るため、8時過ぎにレンタカーで仙台を出発。その頃の仙台は横殴りの雪でした。おっかしいなぁ。今日は良い天気のはずだったのに。
でも仙台を離れるにつれ雪も止み空も晴れ、船が出る鮎川に着いた頃には晴天! 但しめっちゃ風が強くて寒いですが。風の所為で波も高く、大型船しか出ないそうです。出港を待つ間に土産物とか飲み物とか購入し、船に乗り込みます。船は450人とか乗れるそうですが、今回の乗船客は僅か5名。波は本当に高くて、船は揺れるし甲板に波かぶってるし。客はみんな2階の1等客室にいたんですが、窓の向こうは水浸しですよ。 25分後、船は金華山の港に着きました。空がめっちゃ青い! 海もめっちゃ澄んでる! なんて島の自然を堪能していたら、港まで神社の送迎バスが来ていました。バス代は御志納。港から神社までどれくらいかかるのか判らなかったので、乗せてもらいました。でも神社までは700mたらずでした。但し上り坂だけど。
金華山には鹿がいます。奈良の春日大社なんかと同じく、神鹿。バスから降りたらいきなり鹿がいました。人を恐れる様子は全くなし。授与所の前に鹿の餌が売っていたので購入したら、鹿が突進してきます。紙袋ごと食う勢いなので、セロテープでとめられている袋が開けられません。鹿ァ! 落ち着けよ!! 2頭の鹿に囲まれ、夫婦二人で四苦八苦しながら餌をあげました。
バスを降りたところから社殿までは石段を登ります。途中には随身門、そして登り切ったところに拝殿と本殿。どれも木造で、海風の所為か白っぽくなっています。 参拝を終えて石段を下りると、猿が1匹境内を駆けて行きました。日光でも見なかった野生の猿なのに!(宮崎では見たが) 帰りの船は12時10分金華山発。それに合わせて今度は徒歩で港へ向かいました。バスは裏参道を登ってきたんですが、徒歩は表参道。表参道沿いの草地には鹿がいっぱいいました。すごっ。 港まで下りて海を見ていると、何と岩場にはムラサキウニらしき影がうじゃうじゃ。すごいなー自然満載だなー。 帰りの船の乗船客は7名。相変わらず荒波を進み、揺れまくりながらも鮎川の港に戻りました。
お昼は鮎川の食堂で。私はいくら丼、夫は鯨の刺身定食。ここ鮎川は捕鯨が盛んだった所のようで、今でも鯨が食べられます。いつ何処で獲ってきた鯨なのかは知りませんが・・・。
左から金華山黄金山神社、鮎川港、金華山黄金山神社境内の鹿。 続いては内陸へ戻り、涌谷町の黄金山神社へ。金華山でお参りしたのも黄金山神社、これから行くのも黄金山神社です。どちらの神社にも「天平時代、奈良の大仏を作っていた時に日本で初めての金が陸奥国で出た」という出来事に因んでいるんですが、これから行く涌谷の黄金山神社が天平産金遺跡がある方。奈良の大仏にメッキされてた金箔は此処で採れたものなのか〜と思うと、何か凄くないですか? 黄金山神社のすぐ横に「天平ろまん館」なる施設がありますが、まさにロマンですよこれは! 天平ろまん館では砂金採り体験も出来ますが、風が強くて寒いのに屋外で砂金取りは凍えそうなのでやりませんでした。他所でやったことあるし。
それからのんびり下道で仙台まで帰りました。また松島とか通っちゃった。
>>鮎川にて。C-PLフィルター使用。
明日午後、広島に戻ります。それまで何しようかなw
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・過去の「今日」。
2004年03月31日(水) 桜と海と鉄の鯨 <画像あり> 2001年03月31日(土) 花見の予定が・・・(TT)
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