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■ 2007年03月15日(木) 東海紀行―津島→名古屋 <画像あり>
昨日の青空とは打って変わって、今日は曇天。青天の寒さは身が引き締まる清々しさがあるけど、曇天の寒さは打ち拉がれますね。でもホテルに籠もってる訳にはいかないのです。
名古屋10:17発の名鉄佐屋行きに乗り、目指すは津島。「津島の天王さま」こと津島神社を目指します。津島駅前の看板に従い、駅から真っ直ぐ伸びる道を西へ。看板には「徒歩10分」とありました。地図見て思ったより近そう。良かった良かった。 津島神社。全国約三千余社の津島神社の総本社がここです。御祭神の建速須佐之男大神が対馬から当地に来臨したから、「津島」。 道の突き当たりに神社はありました。ここも現在工事中。授与所はあからさまに仮の建物でしたが、社殿は多分手付かずだったのでヨシ。ここの社殿は真清田神社や尾張大國霊神社と同じ「尾張造」という、流造の丹塗りの本殿に祭文殿・廻廊・拝殿と釣殿が左右対称に配置されている、この地方独特な建築です。 境内社を巫女さんが丁寧に磨いているのを見かけました。この寒いのに、大変な仕事だよね。基本、神社やお寺は寒いです。そんで装束って薄着です(勿論、中に着込むけど)。護摩でも焚いてりゃ暑いけどさ、神社はそれもないしな。 神社の北側に、元神宮寺の寶寿院があります。そちらも参拝。
津島でお昼食べてもいいなぁ、と思ってたんですが、ミスドとマックくらいしか見当たらなかったので、そのまま電車に乗りました。のんびり知多半田行きの直通各駅停車で居眠りしながら、名古屋駅を通り越して金山へ。そこで地下鉄に乗り換え、八事駅で下車。
八事山興正寺は高野山真言宗の別格本山。観光バスも来たりするようなお寺みたいです。でも今日はそんなに人もいなくて静かな境内。人が多いのは縁日の時とかかなぁ。 本堂に上がって参拝できたので、上がらせていただきました。一番左が随求菩薩、真ん中が阿弥陀如来、右が弘法大師。阿弥陀様の前で般若心経をお唱え。 本堂の横で御朱印を頂きます。ここでいただける御朱印は全部で5種。ええ、全部頂きますともさ! 「本尊大日如来」「本尊西方佛」「正観音」「不動明王」「寿老人」。本尊が2種なのは、ひとつは奥の院の本尊だから。・・・ん? でも今、そこの本堂の中央におわしましたのは、阿弥陀如来様でしたね・・・? 真言宗だから大日如来が本尊で当然だけど、本堂じゃなくて大日堂にいらっしゃるのか? ここの五重塔は国指定重要文化財です。愛知県どころか東海地方唯一の木造の塔だとか。
左・津島神社の御神木の銀杏、中・津島神社、右・興正寺五重塔。 再び地下鉄に乗り、大須・栄方面を目指します。そう、名古屋一の繁華街です。初めて来ます。 大須と言ったら名古屋の電脳街らしいですが、私が通ったところはそういう感じのお店は全然なく、普通に表参道を通って大須観音着。鳩の餌を売ってるから、すごい鳩だらけ。境内で寛ぐ地元の人も多いです。なんか下町っぽい雰囲気。
そこから100m道路の若宮大通へ出て、名古屋総鎮守の若宮八幡社へ。境内を駐車場として1日1000円?で貸し出してたり、都会の神社です。授与所でするめを切ってたのは、巫女さんではなくて事務員みたいな若い女性でした。髪型はひとつ結びで巫女っぽいのに、着てるのはスーツに黒のハイソックス。何だか不思議。
さて、若宮八幡の鎮座地は「名古屋市中区栄」。そう、もう着いちゃったんですよ、名古屋一の繁華街・栄。すぐそこにパルコがありました。もう3時近いんですが、結局、お昼食べ損ねてるんですよね。パルコ西館7階のレストラン街へ行き、Dear.SOUPで軽くご飯。中途半端な時間なのでガラガラです。 スープを食べつつ(飲む、というより食べるといった感じのスープでした)入口で取ってきたフロアガイドを眺めます。名古屋のパルコは広いですね。広島パルコもこんだけ広かったらなぁ。 4階・3階・B1階を冷やかし、ちょっとお買い物して帰路に就きました。
どうでもいいけど、観光客に「お店の紹介なんですけどぉ」とかって声掛けんなチャラ男。普段なら完全シカト(顔も見ない)だけど、「あたし観光客なんです」と微笑むために一瞬だけ話を聞いてあげる嫌な女は私です。
左・大須観音、右・若宮八幡宮。 明日はどうしよっかなー。
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・過去の「今日」。
2006年03月15日(水) 桜クライシス 2004年03月15日(月) 魔窟というかパンドラの箱というか
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