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2010年01月23日(土)
  こなあああああああゆきいいいい <画像あり>

 生まれて初めてスキーに行ったのは、高校1年の冬休みのスキー教室です。場所は確か長野の志賀高原。同じクラスの女の子が崖から落ちたのが一番の思い出です(マジ)。
 以来、一度たりともスキーを含めウインタースポーツには手を付けていません。スノボもスケートもノータッチ。やりたいと思ったこともない。

 なのに、あれから倍以上の年月を経て、本日、世界有数のパウダースノーを誇るニセコに拉致られました。

 JRのニセコライナーとニセコバスを乗り継いで辿り着いた粉雪の世界は、軽ーく吹雪いてました。


 17年ぶりのスキーだというのに、リハビリはおろか準備運動も殆どせず(まあ昨日も乗馬に行ってるので体はなまってませんが)、いきなりリフトに乗せられ初級者コースへ。

 でもさ、スキーだって乗馬だって、一度出来るようになれば自転車と同じで、体で覚えてるから大丈夫だよね。

 そう思ってたんです。いや、多分そうなんだと思います。

 でも板の下の状況が全く違った・・・・・・・・・!

 3泊4日だったか4泊5日だったかのスキー教室で滑っただけの初級者ですから、当然まずはボーゲンです。が、
  足下がパウダースノーなので簡単に板が埋まる。
        ↓
  スピード出てない状態で板が埋まるから進めなくなる。
        ↓
  足を(寧ろ板を)取られて転ぶ。
 の繰り返し。カーブしようとすると覿面に埋まって転びます。そのかわり、パウダースノーだから転んでも痛くない。痛くないけど、パウダースノーだから立ち上がるのに苦労します(体重を掛けたところから埋まる)。

 そんな感じで滑っては転びを繰り返して何とか元の所まで下りてきて、再び同じコースへ。2回目は少し慣れて、多少は滑れるようになりました。

 が。

 お昼を食べた後、今度はゴンドラで1000mの所まで連れて行かれました。ホントに標高が1000mなのかどうか知りませんが、1000mヒュッテという所まで行ったので多分1000m。
 3つ前のゴンドラが見えないくらい吹雪いてました・・・。

 標高が上がればパウダースノーっぷりも増します。そして何故か人の数も増えました(下のコースは空いてた)。おまけにコースの幅自体狭い。そして傾斜もある。恐いよー恐いよー。横から白人さんに突っ込まれたし恐いよー。

 取り敢えずコース脇のパウダースノーの山に思いっきり倒れ込んでみました。スキー板履いてるから前向きとか後ろ向きとか出来ないけど、横倒れで。ばっふばふ。右半分雪まみれ。
 そんなことしなくても転び放題で雪まみれなんですが。パウダースノーの新雪で2回頭を打ちました。コース上にあるごく小さい雪山に突っ込んで板埋まって転んだり(突っ込むまで雪山状態になってるなんて判らない)、転んで板が埋まって身動き取れなくなったりしました。先見えないしもう半泣き。

 恐るべしパウダースノー・・・!

 スキーやスノボが上手で大好きな方は「サイコー」と申しますが、アレですね、初級者には難易度が高いですよ。志賀高原では板が埋まるなんてそんなこたぁなかった!
 私なんぞがスキーするには家の前程度の雪質でも十分です。ニセコなんて贅沢すぎます。最初に滑った初級コースをのんびりボーゲンで下りてくるくらいが関の山です。パウダースノーを楽しむなら、スノーラフティングとか雪中ホーストレッキングとかしたい!
 勿論、スノーラフティングは雪原に放り出されること前提で。それでこそのパウダースノーだろ。

 ゲレンデからは真っ正面に羊蹄山が見えるらしいんですが、今日は一瞬たりとも見えませんでした。
 あと、ニセコの外国人と日本人の比率はハワイと同じくらいなんじゃないかという気がします。ハワイ行ったことないけど、日本人より外国人の方が多いんじゃね?って感じ。流石オーストラリアで大ブームなだけあるよ! 色んな看板がしっかり英語併記!


 こちらは帰り、倶知安駅を出たニセコライナーの車内から。墨絵みたいな世界。


 こちらも帰りに乗ったニセコバス。カラーリングが呉市営バスを彷彿とさせます。てことは警察の輸送車両のカラーリングにもよく似てるってこと。似てるんだけど、どっちともビミョーに違うんだよなぁ。


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・過去の「今日」。

2008年01月23日(水) snowfall;引き籠もりの日 <画像あり>
2007年01月23日(火) シモキタぶらぶら
2004年01月23日(金) 私信
2003年01月23日(木) 「コハクヌシ」考
2002年01月23日(水) 大井見参

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