今日は、息子の面白い言葉を考察してみようと。 息子語録は、どこから湧いてくるのか判らないが、面白い。 言葉の遅い息子は、3歳4ヶ月になったにも関わらず、まだ日本語の入り口に立ったばかり。 言葉の遅さを気にするよりも、息子語録で楽しめる時間が増える事を、それなりに楽しみにした方が、精神衛生上いいような気がしてる。
で、タイトルのさかさまですが、別にささかまの事ではありません。 冷蔵庫に、何がしかの魚が入っていると、お魚好きな息子が、食べたいと 「さかさまー、さかさまおいちーねー」 とねだるんですね。 何度も 「魚やっちゅーの」 と訂正をするものの、息子は気にする様子もなく、さかさまー(ハァト)と叫ぶ。 他にも、携帯を見て、私も旦那も、auのW11Hを使っているせいか 「えーゆー!けーたいだーい、かちて?」 とか、回りくどい言い方をする。 最初、au携帯代だと思っていた、この言葉、どうやら、au by KDDIという言葉である事が判明し、何度か訂正を試みてるのですが、上手くいかず。 でも、面白いから、このままでもいいかな。 携帯で、ムービーを撮る事も多いのですが、そのムービーに、今まで言えてたのに、何で言えなくなってるんだよ!という証拠も残っています。 去年のクリスマス前後、息子は、ジングルベルの歌を覚え、得意になって歌ってました。 最初のうちは 「じんっごっべー」 と歌っていたのに、途中から何をどう思ったのか 「げっちょっめー」 にすり替わってしまってる。 今歌わせても、そのすり替わったままの歌詞で、堂々と歌ったりしている。 顔のついた機関車だの電車は、全てトーマス(これもちゃんと発音できないので、とーまちゅになってる)だったりする割に、面白いFlashの中の言葉をすぐに覚えたりする不思議さを兼ね備えている。 子育てって面白い。 動物として生まれてきた子供を、少しずつ人間にしていくのが、子育てだと思うんだけどね。 ほら、赤ん坊って、睡眠欲と、食欲と、排泄行為と、母親に甘えるのが仕事でしょ? 野生の動物も、睡眠欲と、食欲と、排泄行為と、子孫を残す本能で動いてる訳だから、スタートの時点では、野生の動物も、人間も、そう大した違いはない。 育つ環境こそが、人間を作っていくもんだって事で。 どちらかと言えば、母親として、失格気味な私が、大きな病気もさせず、大きな怪我もさせず、幼児特有の我侭さはあるものの、それでも、今のところ人を思い遣る事が出来る人間を育ててるっていうのは、面白い事他ならない。 息子の、面白語録は、ノートに記して、ムービーで撮ったものも、パソコンに落としてメディアに焼きこんで、将来、息子が彼女を連れて来た時にでも 「見てみ、うちの息子は、ちっこい時、こんなんやってんで」 と、ニヤニヤしながら見せるのが野望だったりする。 絶対、息子は恥ずかしいからやめろと制するだろう。 バカ親な私にとって、息子は、世界で一番可愛いんだから、そんな可愛い息子の姿を、人に見せびらかしたいのは、当たり前の衝動だという事で、強引に納得させよう。
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