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2005年10月11日(火)
セックスから始まった片思い。

前回の続き。


あたしは結局彼(Y君)に連絡を取って
デートをした。


つい昨日のこと。


映画を見に行ってご飯を食べるプランだったけど

映画館が三連休のせいですごく込んでいて
二人でドライブをした。

それからご飯を食べに行って、
なぜかあたしの部屋に来ることになった。

はじめはテレビを見てて、
きっとこのまま何もないだろうと思っていた。


彼はいつの間にかあたしのベットで眠りについていた。

あたしはじっと寝顔を見つめ、
「この人が本当に好きなんだ」と再確認させられた。

きっとあたしはこの人を独占することはないだろう。
この人から独占されることもないだろう。


あたしの頭の中にはデート中に言われた言葉が残っていた。

「俺、今まで彼女がいてずっと一途に来て、
 別れた今、ちょっと遊びたいんだよね」

きっとそれはあたしで遊んでやるという
悲しい宣告。
お前は本気になるなって言う
そうゆう通達。

だけど、なぜかあたしは今回だけは引き下がれなかった。

SEXだけの人と思い込めなかった。


彼が一度おきて、あたしを見て

「寒くない?」

と聞いた。

感覚は覚えてない。
寒かったのか、暑かったのか。
あたしはただ彼のそばに居たかったのかもしれない。


ベットで抱き枕越しに彼を見ていた。

いつのまにか、彼を好きなこと、あなたには軽いと思われたくない
ということすべてを話していた。

強い強い力で抱きしめられると
あたしはいつの間にか
また堕ちていた。

キスやしぐさの一つ一つが愛おしくて、
このまま壊れてしまいたいと
強く思った。

終わった後も、何度も抱きしめてくれたり、
キスをしてくれたり。

朝になって、
キスをしてお別れをした。







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